熱海の土石流は人災か?

社会・国際情勢

海ヒト人:未曽有の大参事となった熱海、市民からは疑心の目が注がれている

熱海の土石流は人災か?
未曽有の大参事となってしまった熱海、まだ、情報錯そうの段階だが、盛り土の存在によって、徐々に真相が見えつつあるのです。とは言っても、今の段階で盛り土だけに疑惑を向けるのは早計ともいえます。しかし、産業廃棄物の不法投棄との因果もあり、何やら異様でおどろおどろしい様相を呈してきたのです。

※この記事は、7月9日に発表したものです。システムが崩壊してしまったことで再度掲載させて頂きました。

 

いやー何たること、私の余生は、伊豆の地というハーフビレッジ(便利な半田舎)で繰り広げるスローな体験談をお伝えして、皆さまのライフワークのお役に立てればということだった。

そんな最中に身近で起こった予期せぬ大参事。

 

こうなっては元ライターとして身近な出来事を無視するわけにもいかない、いい話だけをしていては良心の呵責も感じてくる。

 

「危険・矛盾」な話は避けて通りたいが、やはり、そういう話題にも触れて行かねばならないと思い直した次第です。

 

疑うべきは「盛り土」
土石流と盛り土の因果関係が濃厚になりつつある、これは自然災害と言うよりは、人災に近い状況となってきた。

 

行方不明者の方々の必死の捜索が続く緊迫した中なのに、まるで、前所有者と現所有者そして熱海市の擦り合いと化しているようです。

 

特に熱海市と静岡県は盛り土との因果関係をトーンダウンさせ、先を見据えた守りの様相を呈した感もある。

話はどんどん見えてきたが、責任の所在となると時効もあるので難儀を伴いそうだ。

 

 

今回の大参事で判ったことは、日本の山は荒らされているということです。

 

日本の各地では、悪質な業者が山林を買い占め、そこに産業廃棄物を埋めるという環境破壊が繰り広げられているのです。

今回のケースもまさしくそれだったようです。

 

山の場合、放っておくだけで自然と雑草が覆い茂るので、一見再生しているかのように勘違いされるのです。

しかし、自然に適さない建設残土などの土を埋め込んだら樹木の再生は不可能なのです。

 

宅地開発の目的で盛り土?
熱海市の見解では、15年前の2006年に、この一帯を宅地開発したいという申し入れがあったというのです。

 

ところがこの業者は、許可なく樹木を勝手に伐採し、土砂を埋めていたというのです。

さらに酷いのは、その土砂が自転車や車などの産業廃棄物であることも発覚したのです。

 

宅地開発??
そもそも、この時期は宅地開発のブームはバブル以降とっくに終焉しており、周りの別荘分譲地も空き家ばかりのスカスカ状態で、今更開発したところでメリットなどゼロに等しい状況だったのです。

しかもこの一帯は住宅地に適さない急斜面だらけなのです。

 

こうなると、開発云々はただ単に残土を捨てるためのカムフラージュでしかないという疑惑に繋がってくるのです。

 

その後、この悪徳業者は、うまく土地を売り抜け、現在の所有者に引き継がれているのです。

現在の所有者は、この土地が盛り土されていることは一切知らなかったといい、開発については市に許可をもらっていると主張するのでした。

 

ここで問題提起されてくるのが行政の対応です。

この土地は、2007年に前業者から、「県土採取等規制条例」の届け出と「県風致地区条例」の申請が出され、熱海市から受理されているからです。

 

結局、熱海市は安易な許可を出して知らんぷりとまでは言わないが、お座なりの軽い指導だけをして放置し続けたのです。

 

まさか、日本屈伸の保養地のすぐ真上の山間で、造成と偽ってこのようなデタラメが繰り広げられていたことなど住民は知る由もないことでしょう。

 

この話は広がりを見せる
これは熱海だけの特殊な話ではない、盛り土をして放置されたままの山は日本のあちこちに存在しているのです。

 

この機会に国と自治体は一斉調査を行い、状況を把握する必要があるし、法整備を急ぎ、産廃の不当投棄には厳罰を科すことを承認して頂きたいものです。

 

今回の土石流は、伊豆山地域と言う繁華街に近い住宅街での発生ということで、どこにいても起こり得る不気味さを秘めているのです。

 

日本は何でも起こってから大騒ぎをする国、今回の件もある程度の危険は承知していたのです。

 

これでは犠牲者は浮かばれない。

亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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