温泉、風呂は日本人の拠り所

スローライフ

海ヒト人:日本人ほど風呂好きの民族はいない、日本人は本当にきれい好きなのです

温泉、風呂は日本人の拠り所
日本人の健康寿命が延びたのは、風呂に入る習慣があるからという説もあながち嘘ではないようです。それだけ衛生観念が浸透した証だからです。そうした中で、温泉の効能は、スーパー銭湯などの登場で、女性を中心とした若者やファミリー層にまで定着したのです。この影響によって街中の銭湯も見直されつつあるようです。

‎私の住むハーフビレッジの伊東は、日本でも有数の温泉地、個人の家でも温泉を引いていたり、温泉が売りの別荘用地も多いのです。

ということで、今日は日本の温泉、お風呂のルーツを簡単に紹介してみます。

 

 

浴場は汚れを落としてくれるだけでなく、身体の芯を温めてくれる最も貴重な癒しの場です。

日本の温泉文化は、今やスーパー銭湯などの登場でファミリー層にも浸透し、レジャーの最先端ともなっているのです。

湯船につかる爽快感、温かい湯船につかれば湯熱効果によって手や足のつま先の血行が良くなり、暖かい水圧によって全身が揉み解され一気に疲労を回復させる効果があるので、ストレスなどで疲れた体を癒してくれるのです。

何より、暖かいお湯に浸かると体の隅々にまで血液が循環し血行が良くなるので老化も防ぐのです。

 

シャワーしか浴びたことのない外国人は、日本の銭湯を見て驚愕するも、湯船に浸かる心地よさに嵌まってしまうそうです。

 

そんな温泉、風呂の歴史はどういうものかというと、意外や庶民に浸透しだした歴史は浅いのでした。

 

温泉・風呂の歴史

温泉のルーツは奈良時代と言うのが定説ですが、昔の温泉は、自然の一部を利用したもので、河川を石で囲ったものや洞窟を掘った蒸し風呂などが主流であったとされ、奥深い山間に行かないと利用は困難だったと思われます。

戦国時代に入ると、武将や貴族たちなど身分の高い人達が温泉に浸かっていたという言い伝えは多い。

とは言っても、当時はお湯を頻繁に変えるなど出来ない時代なので、湯船の中を清掃も出来ないし、底も深く掘れないので、殿様でさえも四つん這いの状態で浸かっていたのでしょうか。


ということで、今のような体全体を浸かれるような公衆浴場となったのは江戸時代に入ってからで、そこから明治に入って大衆の銭湯が広がって行ったのでした。

当時、風呂に入るという習慣がない外国人達は、日本の公衆浴場を見て、日本人の清潔好きに驚いたということが記されています。

当時から日本人は衛生観念にうるさかったことが伺えます。

 

一方のヨーロッパでは水源が限られており、飲料水にも事欠く状態であったため、湯船に水を貯めるという発想も無かったのです。

ヨーロッパの大衆浴場のルーツはローマ時代にさかのぼります。

しかし、ヨーロッパでは、男女が共同で水浴びすることを不浄のものとされ、浴場は廃止されたのです。

加えて浴場が売春の巣窟となるなどの退廃でキリスト教精神の怒りを買い、水で体を清める事も出来なくなってしまったのでした。

結局、これが不衛生さを生みチフスやコレラなどの疫病を流行らせる要因となってしまったのです。

 

江戸幕府はこうした事情を承知していたのでしょうか、日本人にはこの時代から衛生観念が浸透していたのです。

但し、今のようにお湯が循環するかけ流しではないので、最後のほうには湯船は垢だらけとなってしまい、入場は制限されたようです。

ということで、一番風呂という習慣が流行ったそうです。

何より銭湯は高級なものなので、普段はタライの行水で済ませ、週一度に銭湯に行くという感じであったと想像できます。

その後、温泉施設は爆発的な進化を遂げ、初期の温泉ブームからは露天風呂も普及しだし、海や川を眺めながら温泉に浸かるという癒しのアイテムが加わったのです。

温泉が健康寿命に効果的なのは科学的にも立証されていることです。

日本の風呂文化の風習は、日本人の清潔意識を高め、その衛生観念が根付くことで飛躍的に寿命も延びる結果に繋がったのでした。

 

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