トランプ政権が実現させたセルビアとコソボの合意の意義を知る

トランプ大統領の魅力・批判他

トランプフェイク報道第六弾:今回のセルビアとコソボの経済交流の合意は、イスラエルとUAEに続くトランプ外交の輝かしい成果であることは間違いありません。
勿論、反トランプメディアも評価せざるを得ないことでしょう。

今回は、その主役であるコソボの現状とコソボの主流をなすアルバニア人そしてアルバニア国家についても簡単判りやすく解説して行きます。

大統領選に向けたパフォーマンスと言えばそれまでだが、今回の話もそんなものではないくらいに大きな出来事なのです。

日本のマスコミはトランプ大統領の功績絡みとなるので、こうした有益な出来事も殆ど黙殺状態です。

いくらなんでも、不埒な発想だけのものではないことも知る必要があるのです。

 

激しい民族抗争が起こったユーゴ紛争では多くの自治州が分離独立を果たしておりますが、未だに揉めに揉め続けていたのがセルビアとコソボです。

この交渉の成立でセルビアとコソボの関係は予想以上の劇的と言えるほどの改善に向かっており、紛争の一つとなっていた両国の重要な人口湖に対しても「トランプ湖」と命名するほどの盛り上がりを見せているのです。
しかし、こうした明るいニュースはアメリカのメディアでは一切伝えないのです。勿論、日本のマスコミはアメリカメディアのパクリだけなので知る由もないのです。

セルビアとコソボの深い溝
セルビアとコソボは、余りに激しい報復合戦を繰り広げてきたので、何があろうと互いに相手の言葉など信用できない、もう歩み寄りなどあり得ないというくらいの状況なので、信頼関係の構築など絶望的といえる関係なわけです。

ということで、セルビアにとってはコソボの独立など絶対に認めるわけにはいかないという強硬姿勢は国民にも染みついているのです。こうして壮絶を尽したユーゴ紛争の中でも未だに解決不可能とされてきたのがコソボ問題なのです。

そんなに対立していたのですか、よくわからなかったのですが、両国の歩み寄りはそれで世界が驚いたというわけですね。

単純に言うと、ここでも絶対に無理ということをトランプ政権はやってのけたとういことです。両国ともにEUへの加盟を模索しており、EU側も両者の仲介に当たってきたのですが、話の複雑さと両国の意地の張り合いに翻弄され続け、とうとうサジを投げてしまい、話も中断してしまったのです。
そうした中で、水面下で動いていたのがトランプ政権なのです。
両国も、自分達の背中を押してくれる強い存在の登場を願っていたのです。それが出来るのはアメリカ以外には考えられない。トランプ政権は彼らの救世主なのです。

今回の話の進展も大いに驚きましたが、そもそもセルビアという国はそんなに甘い国ではないことは誰もが知るところなので、冷ややかに見る向きもあることは確かです。

しかしながら、これだけの進展をもたらせ前を向かせたことは真摯に評価すべきことではないでしょうか。

セルビアとコソボは少し前まで同じ国の人たちだったのですよね、この方たちの違いを簡単に説明していただけますか。

スラブ系であるセルビア人はロシア人に近い民族です。対するコソボはアルバニア人なので民族はまったく違うのです。
しかも宗教は、セルビア人はセルビア正教であるのに対して、アルバニア人はイスラム教徒なのです。勿論、言語も違います。セルビア人から言わせると容姿も違うので一目見ただけでアルバニア人だと判るそうで、セルビア人はアルバニア人を見下しているという印象を受けます。
そんなに嫌だったら、お前らはアルバニアという国があるのだからとっとと出ていけと言う感じです。


コソボとは
セルビアとコソボは内陸国家なので海はありません。ユーゴ時代はアドリア海ルートの交易もあり、流通は栄えていましたが、独立されてそのルートを閉ざされてしまったわけです。

セルビアの場合、一時は苦境に立たされていましたが今は持ち直している状況です。
しかしコソボは厳しいままなのです。
イスラム国家の支援はあるが、そもそもアルバニア人は世俗的なイスラム教徒なので、イランの接近も警戒するのです。
そこに介入したのがアメリカでありイスラエルなのです。

トランプ大統領の巧妙な作戦
アメリカはここでもコソボというイスラム国家を懐柔させイスラエルを招き入れたということです。
今回の合意は、イスラエルを絡めたことが大きい。アメリカは3カ国の信用を同時に回復させる離れ技をやってのけたのです。
コソボはイスラエルと国交樹立し、セルビアはエルサレムに大使館を移転するというサプライズも演出したのです。
これは勿論、パレスチナそしてイランを牽制して行くための作戦でもあるのです。

ところで、アルバニアの人たちは自分の国があるのになんでそこに住まないのですか。

日本人は殆ど知らないのだけど、アルバニアは第二次大戦後に極端な社会主義政策を推し進めて恐怖国家になってしまったのだよ、しかも宗教も禁止となってしまった。
ユーゴが健在のころのコソボのアルバニア人からしたら、ユーゴは平和な世界であったので、そこに住むなどあり得ない話だった。
しかも同じアルバニア人なんだけど、長く別々な思想を植え付けられていたこともあり、あまり仲が良くないんだよね。アルバニアの国の人は、コソボのアルバニア人を受け入れることに大反対なんだ。


アルバニアってどんな国
アルバニアの話を少しすると、アルバニアは、日本の江戸時代と同じく独裁者が権力を握るほぼ完全自給自足の鎖国状態だったのです。
ヨーロッパに鎖国している国があること事態日本人はあまり知らないでしょう。

アルバニアは鎖国による原始的な国家運営によって国の成長率は完全に止まってしまった。しかしそれでも国を維持できたことは社会主義国家としては唯一の成功ともいえるのかも知れません。それは養う国民の数が300万人強とコンパクトであったからでしょう。

何故、そうなったのか、アルバニアは第二次大戦後、ソ連を主導とした社会主義国家として独裁者エンベル・ホッジャというスターリン主義者によって誕生した国です。
ところが、スターリンの死後、スターリン批判を展開したソ連政府の修正主義に対して強く抵抗したホッジャは、ソ連との断交を決断するのでした。
そこからは、世界から隔絶したベールに包まれた国となってしまったのです。

当時のソ連に盾突くとなると共産社会からも孤立するし、今と違って西側社会と付き合うなどの発想もあり得ない、そのアルバニアを唯一理解したのは、同じくソ連批判を展開した中国くらいだったのです。しかし当時の中国の力じゃ微々たるもの、結果的に鎖国体制を取らざるを得なかったというわけです。

アルバニアは1985年にホッジャが亡くなるとようやく鎖国政策が解け、1990年には共産一党独裁も放棄せざるを得なくなるのでした。

そんな時代まで鎖国していた国がヨーロッパにあることはまったく知りませんでした。

そうなんだよ、日本のバブルが始まったころには、まだ鎖国状態だったわけだ。
アドリア海という風光明媚で漁場も豊富な場所にあっても、電力がままならないので冷凍設備も無く、流通もままならない、燻製くらいしか食べられないので、時代に取り残された生活を送っていたのだよ。


セルビアとコソボは何故、歩みよったのか
それは経済の問題に行きつきます。セルビアの場合、独立したかつての敵対国クロアチアなどがEUに加盟し、益々溝をあけられるという危機感が募っているからです。

またセルビアは、EU加盟の条件としてコソボ問題の解決を条件化されているのです。これによって動きが取れなくなったセルビアは完全な膠着状態に陥ってしまった。

そこに仲介に入ったのがアメリカということです。この両国を納得させることは短期間で出来る事ではないので相当な紆余曲折があったと推測されます。日本のマスコミが言う単なるパフォーマンスで出来るような話ではないのです。

トランプ大統領のやっていることは本当に凄いのですね、日本のマスコミも評価に値することは真摯に評価し、公平に伝えていただきたいものです。

 

そうだよね、日本のマスコミ君にはもう言葉も出ないよ。
セルビアとコソボの関係は第二のパレスチナと云われるくらいに超険悪な雰囲気になっていたのだけど、こうして歩み寄りが出来たのは、お金の問題があるからです。両国ともこのまま意地を張り続けていたら経済は失速し、国としての機能も果たせなくなるという危機感がある。
対して、パレスチナには世界中から支援の輪が広がっていてお金に困らない。変な言い方だが、この違いは大きいのです。

まとめ
コソボのアルバニア人からしたら、セルビアから受けた迫害は簡単には払拭出来ないし、セルビア側もそれは同じで、コソボをセルビアの一部と言って譲らない、コソボに取り残されたセルビア人への対応やコソボ周辺に埋蔵する資源、しかもコソボ内にはセルビア正教の聖地もあるという、譲れない難題が山積しているのです。

今回の合意は、EU加盟を見据えた建前だけの合意とも取れるが、アメリカの仲介によって、このような電撃的な形で合意に結び付けることが出来たことは大いに賞賛すべきことでしょう。

アメリカのおかげで停滞していたEU仲介も復活し、EU自体も非常に動きやすい環境が整ったのです。こうして解決不可能とされていたバルカン情勢の一つが大きく動く可能性が出てきたということです。

ここまでのことはオバマもヒラリーもやらないでしょう。この難題に首を突っ込むと後々厄介だからです。
さすがの反トランプメディアもケチのつけどころも無いのでおとなしくならざるを得ない、ここでヨイショしたらトランプの支持率を上げるようなもの、なので、コロナと黒人差別問題で、これらの功績を影のものにしようと必死なのです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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