イスラエルとアラブ首長国連邦UAEの国交樹立は世界に衝撃を与えた

トランプ大統領の魅力・批判他

トランプ報道のフェイク第五弾:トランプ政権の仲介によって、イスラエルとアラブ首長国連邦UAEの国交樹立が実現したことで中東情勢が活発に動きだした。
これがきっかけとなりバーレーンも続くことになったのです。
今回はイスラエルとUAEの和平協定が締結合意に至った経緯などを簡単判りやすく解説します。

イスラエルとの和平成立は、エジプトとヨルダン以降しばらく途絶えていました。
そこに降って湧いたのが今回のイスラエルとアラブ首長国連邦UAEの国交樹立なのです。
これは長らく膠着状態にあった中東情勢に大きな変化をもたらすビックニュースと言って間違いない。しかも湾岸諸国では初めてのケースとなるのです。

今回の合意はトランプ政権の外交政策の中でも一番の成果と言えます。

今回の争点は、表向きにはパレスチナに配慮して、イスラエルのヨルダン川西岸の一部入植地の併合計画を一時停止するとしたことで、イスラエルが主権を宣言することを停止、合意に達したというものですが、UAEに取っては、イスラエルという力添えを得たことは国の存続を左右するほどの大きな成果なのです。

アメリカは、今迄とは違う賢いやり方でイスラエルと湾岸諸国の背中を押したわけです。
これは、イスラエルは勿論、アラブ諸国に取っても願っても無いことです。

日本のニュースだと、見逃してしまうくらいの扱いだったので、あまり意味がよくわからなかったのですが、やはり凄いことだったのですね。ところでパレスチナに取ってはどうなのですか。

イスラエルは、今回の合意だけでも、今後は迂闊にパレスチナへの強硬策は取りづらい状況となったことも事実なのです。
また、パレスチナもこのまま孤立するわけにはいかないことで、イスラエルとの交渉再開に踏み切らざるを得ないことにもなる、今のような膠着状態からは抜け出す可能性が大いに出てきたと見る。


水面下の交渉
イスラエルとUAE両国は2年前から交流を深めていて国交正常化はタイミングの問題でもあったと思われますが、周辺の状況を見極めた上、そしてアメリカの後押しで決断に至ったことは間違いない。

交渉がスムーズに進んだ背景には地理的に見てもイスラエルとの大きな確執は無く、反イスラエル感情も少ないということで国民の反発を招く恐れも無かったからです。

今回の合意後は、UAE国内ではパレスチナに配慮してトーンを控えて様子を見ていたが、反発を予想していたパレスチナ、イラン、トルコ以外は予想以上の歓迎を受けたことで、今では国中が歓迎ムードで溢れているのです。

よくわからないのですが、この合意で他にも続く国があるということですか。

 

アラブ諸国にはパレスチナに対しかつての連帯感はもう無い。そもそもイスラエルと緊密化してきたのはサウジアラビアやオマーンそしてバーレーンなどでした。なので最初に国交樹立に動くのは、オマーンかバーレーンではないかとも噂されていたのです。
今回バーレーンが続いたことで、この流れが続くことは間違いなさそうです。


共通の敵イラン
一方、近年のイスラエルの敵は、パレスチナ以外ではイランこそが最大の敵なのです。
イランのシーア派勢力はレバノンのヒズボラやイエメンのフーシ派などを使い、敵対するイスラエルと湾岸諸国を脅かしてきたのです。
そうしたことで、アラブ諸国とイスラエルとの結びつきは水面下ではかなり緊密化して行ったのです。

イスラム教徒やアラブ諸国の本音を知る
パレスチナ支援はイスラム教徒とアラブの大義というが、もはやそれは建前でしかない。
アラブの多くの国はイスラエルと直接的に対立しているわけではないからです。
アラブ諸国はパレスチナが混迷するたびに振り回され大義を押し付けられてきたのです。

そもそも中東が混乱したのはパレスチナ問題こそが起源なのです。そのパレスチナが常に攻撃的で頑なな態度を崩さないことで、それについていかなければならない立場もうんざりだったのです。

今のままでは、パレスチナが妥協することはあり得ないのです。そんなことは誰しもが判っていること、パレスチナを支配しているのは現状に満足しているのか動こうとしないアッバスとまったく聞く耳を持たないイスラム原理主義の過激派ハマスなのです。
アラファト率いるPLO時代から比べたら彼らには妥協という言葉がないので、和平は遠のくばかりの状態です。

パレスチナへの支援は紛争を助長しているもの
パレスチナへの結束は出口の無い諍いに巻き込まれ紛争継続と拡大に協力しているようなもの、今迄はまだその火の粉が降りかかってくることはなかったことで、嫌々ながら付き合ってきたが、今となってはイランの脅威とその背後に潜むロシアや中国の影も忍び寄ってきたことでこれ以上の猶予はないと決断に至ったわけです。

今回の合意は、パレスチナを除外したと捉えてもおかしくないが、パレスチナに意見を求めても埒があかないことは判り切ったことなので致し方ないことです。
今回の場合は、勿論パレスチナにも影響を及ぼすが、それよりは、湾岸諸国とイランとの確執が大きいのです。

おかしな風習と黒い噂
イスラエルは常に批判の的となってきた。しかし、パレスチナの場合はイスラムそしてアラブの大義という庇護のもとでパレスチナを批判することはタブー視されてきたのです。

実は常に虐げられて弱い立場を演出するパレスチナにも黒い噂はいくらでもあるのです。
パレスチナにはアラブからだけでなく世界中から支援が行われており、かなりの援助が施されているのです。
だが、その割に一般のパレスチナ国民の生活が改善されている気配は一向にない。
そこには利権の構造が出来上がっているわけです。

その援助がハマスという過激派の資金源となって紛争を拡大させているのです。
要は平和の為ではなく武器を買う金を用立てていること、そして過激派の政治活動資金、更には幹部たちの個人資産となっているのが現実なのです。
今迄は下手に言えなかったが、あんな奴らの為に大義も何もないと感じてくるのは当然の結果です。

とてもショックな話しです。それでは平和にならないほうがいいという感じになりますよね。

過激派が乗っ取った国を世界が哀れと決めつけて、寄って集って援助するのもおかしいのです。パレスチナに対する莫大な援助自体が平和を阻害していることになる。
イスラエルも勿論のこと、パレスチナも変わっていかないとダメなのです。世の中の趨勢を読めないパレスチナの指導者に共鳴することは時代遅れと考えるのも至極当然の話です。また、イランは勿論、ロシアもトルコもアメリカとイスラエルを牽制するためにパレスチナを利用しているところがある。
誰もが面と向かっては本音を言えなかったパレスチナは癌でしかないのです。

 

日本のマスコミは死んだ状態
トランプ大統領は、今回の両国の合意を歴史的成果であると強調したが、これは誰が見てもその通りです。
今回のアメリカの成果に対しては、さすがにトランプ大統領と敵対するアメリカのメディアもよくやったと高く評価し拍手喝采するくらいなのです。

ところが、それに対して日本のマスコミは、相変わらずトランプの成功話となると途端に控えめな報道となる。

資源の多くを中東に依存する日本に取って中東情勢は極めて重要なことであるにもかかわらず、まともに報道しない有様なのです。

しかも、これで和平が遠退いたなどとパレスチナの落胆に話をすり替えた報道をするなど、驚くような偏向誘導を行っていた。呆れ返るを通り越してひねくれ根性で精神が麻痺したのかと疑います。

日頃から散々ぱらトランプ大統領を非難する専門家達を集めてトランプこき下ろしを行ってきた手前、ヨイショすることも躊躇う幼稚ぶりなのです。

こんな報道を聞いていると日本国民は世界音痴にされてしまうだけです。

湾岸諸国は脱石油を模索している
湾岸諸国が動かざるを得ないもう一つの理由は、再生可能エネルギーの飛躍的な進歩と地球環境への対策として石油、天然ガス離れが世界規模で加速しだした背景もあり、将来を見据えた場合、石油や天然ガスで潤うことは難しくなってきたからです。

湾岸諸国の中には、まだまだ資源が豊富にあるのに再生可能エネルギーを導入する国まで現れたりで、こうした転換期には時代に適ったハイテク技術の導入が不可欠なのです。
そうしたことでもイスラエルやアメリカとの結びつきは大きいのです。

まとめ
今回の合意によって中東全体での変化が起こることは間違いない。

先ほども言いましたが、UAEも合意発表後は控えたスタンスを取っていた、それは周りのアラブ諸国の様子を伺っていたからです。
結局、反発してきたのはイランとトルコというアラブではない国だったことで、今では歓迎ムード一色となった。
こうして次に続く下地は整い、バーレーンの合意が実現できたのです。

しかし、イランやその背後に潜むロシアや中国などが黙っていないことは確かなので、このまま平和に向うことも中々難しい。

だが、偽りの大義が一つ消えたことは、中東に取って明るい兆しであることは間違いないでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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