「お猿のかごや」が泣いている

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海ヒト人:JR小田原駅では、サルを全頭殺処分という全面戦争に突入したにも拘らず「お猿のかごや」の軽快なメロディーが流れているのです

「お猿のかごや」が泣いている
今回の大騒ぎは拍子抜けもいいところ、サルが大繁殖して被害が拡大して手に負えないということかと思いきや、サルの数はたったの19頭だというのです。 まあ確かに、ここまで狂暴化しては捕獲は当然のことなので致し方ないでしょう。しかし、全頭殺処分などというバカな真似だけはやめて頂きたいものです。

 

昨日に続き今日もサルの話し  今日はチョット脱線します

私たちの子供の頃は、日光のサルもあんなに狂暴じゃなかったし、昔のサルはもっと穏やかで紳士だった。

 

なんで、こうなってしまったのだろうか?

 

そんな中で、小田原市がサルの駆除を決定したというニュースを耳にした。

それって、ひょっとしてあの根府川に出没するサルのことだよね⁈

 

昔のサルはもっと穏やかだった。何で狂暴化したのだろうか。

 

どうやら、その記事によると、おサルさん達を「放置すればいずれ人間に危害を加えるようになる」と判断したらしく、県が「管理困難な群れ」と認定したのです。

 

そこから小田原市が全頭を捕獲して駆除することを決定したというのです。

 

うわーっショック!

その記事では、住民の声として、「何をされるか分からないし、もうサルは見たくない」。

「早朝から車の上にサルが乗ってバンバンたたいている。ごみ出しの時も目を合わせないようにしている」とおびえた毎日を過ごす。だそうだ。

 

あの電車から見たおサルさん達は、こんな狂暴な連中だったのか!

被害は昨年半年で約4千件近くに上るというのです。

これでは捕獲は当然です。

 

けど、駆除は何とかならないものだろうか。

 

そもそも、おサルさんは観光の目玉として連れてこられて餌付けされてきたので、本来はおサルさん達には罪は無いのだけどね。

 

とはいえ、おサルさんの被害は全国規模に発展しているようです。地域によっては年間10億円もの農業被害をもたらしているというのです。

 

まあ、こんな感じで、総じてマスコミのスタンスは行政に歩調を合わせてサルを悪者に仕立て上げているのです。

 

ここまでの悪さをしては、サルに同情などはないので、私自身は、サルを捕獲することには大賛成です。しかし、全頭殺処分となると話は別だ。

 

だいたい、どう考えても小田原市のやっていることは矛盾に満ちている。

40年間にわたってサルの被害に悩まされ続けたと言いながら、かたやサルを市のシンボルのごとく利用しているのです。

 

それと、あのマスコミの大騒ぎぶり、その割には、何故か話がかみ合わない部分がある。

 

とにかく大袈裟な報道を聴くにつれ、てっきりサルが繁殖しすぎて何百頭もいるのかと思いきや、サルの数はたったの19頭???だというのです。

 

これっておかしくないか?

こうなると、人間が勝手に言う被害額というのも眉唾に聞こえてくるし、すべて反論できないサルの仕業に仕立てているようにも感じ取れてしまう。

 

それにしても、日本でもサルを癒しの対象としていた時期もあったのに、ここまで狂暴にさせてしまったのは、間違いなく人間の責任です。

 

本来は人間がやったことなので、人間が責任をとらねばならない話でもあるのです。

 

確かに、住民の方々の心痛を察すると捕獲は当然のことです。

 

しかし、あたかもサルが一方的に狂暴化したように演出するマスコミ報道にも違和感が大アリです。

 

サルが人を威嚇してくるというが、そもそも、サルを威嚇してきたのは人間の方なのです。

住民の方々からすればサルを追い払うために威嚇するのは当たり前の行為ではある。

 

結局、長年にわたって人間とサルの「いたちごっこ」が繰り返された末にサルの知恵が進化して行き、サルはどんどん狂暴化していったわけです。

 

ただねえ、「いたちごっこ」って言ったって、一方的な話なんだよね。

人間の方は、ロケット弾を発射したり、電動ガンで狙い撃ちにしたり、電気柵を張りめぐらせたりでサルを追っ払おうとするわけだけど、サルの方は常に防御に回るだけ、これでは、どんどん狂暴化して行くのは当たり前のことだよね。

 

ということは、狂暴化することは彼らにとって「生きる術」となってしまったという悲しい結末なわけです。

 

「管理困難な群れ」と認定??うーん、まあ、確かに捕獲は当然のことなので賛成です。

 

でもねえ、いくら何でももうちょっと冷静に考えようよ、私が言いたいのは、サルがかわいそうとかの偽善の話ではないのです。

 

狂暴になったといっても、サルを熊やイノシシなどの猛獣と同列にしてはいけないよ。

 

 

サルは容姿も知恵も人間に一番近い動物だ、手足に指があるのは人間とサルだけなのです。

そう、人間はサルから進化した生き物なのです。

 

古来の日本では、サルは神の使者として崇められてきたのです。そんなサルを問答無用で射殺するなんてあっちゃいけない話だ。

 

この問題はここだけの話しではない筈だよね、ここでもし殺処分の処置が強行されたら、全国にその風習が連鎖して行くかも知れない。

 

全頭殺処分なんてやったら後味が悪すぎるどころか、世界中から軽蔑の目が注がれることでしょう。

 

全頭殺処分を決定しておいて、小田原駅のご当地メロデイに「おさるのかごや」を流し続ける無神経ぶり、誰もが知る日本を代表する素晴らしい童謡が異様に聴こえてならない。

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