釣りの旅が知への旅を呼ぶ「若山牧水記念館」

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海ヒト人:牧水と出会う知の旅、沼津

釣りの旅が知への旅を呼ぶ「若山牧水記念館」
釣りに出かけた沼津の地で文学を知る。沼津の「文学のみち」と言われる千本松通りをトコトコ歩いていて偶然に見つけたのが日本の代表歌人である若山牧水の知的漂う記念館なのでした。私の場合、牧水の知識は殆どなかった、しかしこの記念館に立ち寄り、何故に牧水が多くの人々から魅了されるのかが少しずつ判ってきたような気がするのです。

 

どうしちゃったのだろうか、目当てのキスの姿が伊東の海にも中々訪れてくれない、そんな中、コロナ過なので、遠出はダメだが、近場に泊まって釣りをしようと計画を立てたのです。

 

そこで、女房が選んでくれたのが家から電車で30分ちょっとで行ける沼津市。

 

沼津は、釣り友達を訪ねて一度だけ降りたことがあるのですが、その時の印象がとてもよく、是非訪問したい街だったのです。

 

ところが着いた当日は、台風並みの強風が吹き荒れていて、とてもじゃないが釣りどころではない。

まあ、2泊もするので、今日は下見で海を見るだけにしようと、「文学のみち」と言われる千本松通りをトコトコウオーキング、こうして、何気なく歩いていて偶然に見つけたのが「若山牧水記念館」。

 

さすが日本の代表歌人の記念館だけあって、知的感漂う施設です。

 

日本の代表歌人である若山牧水の記念館がなんでここにあるの?

 

牧水は、この駿河湾に面した千本松から眺める富士に魅了され、一家を挙げて沼津に移住し、この地で生涯を閉じた方なのでした。

 

ということで、牧水の作品はここ沼津で生まれた歌集も多いのです。

凡人の私はそんな有名な逸話も知らずに牧水記念館を素通りするところだったわけです。

 

「若山牧水記念館」は知的と上品さが漂っていて、なるほど、「文学のみち」とはそういうことだったのか、と思わせる感じの記念館です。

 

若山牧水と言えば教科書にも載るほどの歌人ですが、そもそも学のない私の場合、それ以上の知識をまったく持ち合わせていないのです。

 

学生時代に写真を見たことがあったが、こんなカッコいい人だったんだ。

 

ここに来たことで、初めて牧水が僅か43歳の若さで生涯を終えていたこと、無類の酒好きで、どうやらそのお酒が寿命を縮めたことも知るのでした。

 

しかし、お酒があったからこそ優れた作品が残せたとも言える部分もあるようです。

 

なにせ、9000ほどの作品を残しているわけで、太く短い人生をまっとうした興味の尽きない方とも言えます。

 

当時は、小説が主流の文学の世界にあって、歌集の存在は隅に追いやられる傾向があったと想像でき、沼津の地で歌集専門の雑誌を発行し世間をあっと驚かせようと起死回生を試みたようです。

 

大酒飲みだったという牧水、天才ゆえに様々な葛藤を抱え酒こそが唯一のよりどころであったのでしょう。

 

館内では、作品への情熱を表す牧水のゆかりの展示品や牧水の生い立ちから生涯を記したビデオなどもあるので、天才の知力の足跡が伺えます。

 

牧水記念館で知識を深めることが出来たおかげで、少しだけ自分が賢くなった気分になれた。

 

実は私の場合、歌集に対して難しさと苦手意識を持っていたので、どちらかというと触れずじまいで来てしまったところがあるのです。

しかし、もともと文学好きの女房は、この出会いをきっかけとして歌集の勉強を再開しだしたのでした。

牧水との偶然の出会い。

知への扉を開けてくれたことに感謝したい。

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