ODAをタブーの世界にしたインドネシア賠償事業

ODAの実態・援助、支援

令和のサムライ通信:ODAの実態、戦後賠償事業の闇の巻

日本のODA事業の前身的なものが、戦後賠償事業であるといわれています。

今回は、税金の無駄遣いの温床であるODAのルーツを簡単、判りやすく紹介いたします。

戦後賠償事業とは、戦争で生じた損害の賠償として、戦勝国や被害国に賠償金を支払うことですが、特に有名なのが、政治家や悪どもが群がって、国家の財源を騙し取ったインドネシアの賠償です。

因みにこの汚職事件は、あのデビ夫人が拘わったことで小説にもなっています。

日本の援助に対する不透明感と闇の世界と言われたアウトローなイメージは、ここから始まったといっても過言ではありません。

インドネシアの賠償とは、岸首相とスカルノ大統領との交渉で、日本政府は当時の金額で約800億円の賠償を行うことで合意したのです。

今でいえば10倍以上の価値です。

これにはカラクリがあって、その800億円分でインドネシア政府は、日本から必要な物資を買うこと、その時に必ず商社を経由すること、その都度スカルノにも手数料がキックバックされる等の密約が交わされたのです。

よくわからないのですが、なにやら、かなりの闇の話のようですね。

そう、この仕組みは、日本の商社や企業に取っては最高の旨味があるもので、特に商社にとっては、何もしなくとも莫大な中間マージン転がり込むという夢のような話なのです。
もう一度簡単に言うと、日本の税金でアジア諸国に補償金を支払い、アジア諸国はインフラ整備のための工事を商社を経由して日本の企業に依頼するという形を取ったのです。

 

そうか、相手の国家元首の方に袖の下を与えて、都合の良いように話を進めたという感じでしょうか。

そう、これは日本の悪どもが勝手に作りあげたシステムで、そもそも60年前の800億円という法外な金額自体がまやかしなのです。インドネシアからすれば500億でも納得の話なのです。それを800億に大盤振る舞いしたのは、初めから利権がらみでそれをぶんどるという裁断があったからです。
この巨額利権をめぐって政治家は勿論、多数の商社や企業、ヤクザ、在日、右翼が絡み合う血みどろの争奪戦となったのです。

この一件は、何故か国会でも追及されず、マスコミも静観を決め込んだのです。

これって、もともとは日本の国のお金ですよね、それをめぐっての争奪戦ということ?

勿論、そういうこと、結局、大野伴睦、河野一郎、児玉誉士夫の口ききで伊藤忠の瀬島隆三と得体の知れない闇人物であった久保正雄が利権を独占し、久保の工作によってデビ夫人は、スカルノの第三夫人におさまり、久保はこの成功で一気に巨額の財をものにしたわけです。
以降、久保は長嶋茂雄や高倉健の後見人となるなど、闇の帝王となるのでした。

 

デビ夫人の後見人はこの人だったのか、長嶋さんや高倉健さんの後見人もやられていたということは物凄い権力者だったのですね。

これでお判りいただけるのは、スポーツ紙や一般紙、テレビも長嶋茂雄の扱いは別格です。デビューして直ぐに千両役者として、スポーツ紙の一面を飾るのは長嶋ばかり、成績不振になっても、決してマスコミは、長嶋を叩かない。久保は、政財界や闇の世界でも睨みを利かせていたので、久保の後見人としての威力は絶大だったのです。

昔は美空ひばりの後見人である山口組の田岡組長など、ヤクザの親分などが芸能人の後見人を務めたケースが多かったということです。

こうした連中は、戦後のドサクサで仲介や口利きなどで、いとも簡単に財を成したのです。

ということで、インドネシアの賠償事業を裏で暗躍した中心人物は瀬島隆三と久保正雄なのです。

ここで、瀬島隆三という人物にも簡単に触れて見ます。

瀬島とは旧陸軍参謀本部のエリート参謀で山崎豊子原作の「不毛地帯」主人公にもなった人物です。彼こそは戦後補償ビジネスを作りあげた張本人なのです。

瀬島が率いる伊藤忠は、このインドネシアの成功をきっかけとして、ODAの闇に深く入り込み、僅かの期間で大商社と肩を並べるまでに成長するのでした。

 ODAはダーティーそのもの
ここから始まったのが、いわゆる賠償ビジネスといわれる「ひも付き援助」の始まりです。

これで、賠償事業(現在のODA)は、得体の知れない闇の人物が群がるというイメージが出来上がり、迂闊に拘わってはいけない真っ黒な闇の別世界とされていったのです。

現在も、日本のODAに群がる業者の存在は闇のイメージがつきもので、これが善意を笠にした利権の巣窟と言われる所以なのです。

賄賂の提供は当たり前
発展途上国へのODAは、独裁者たちへの賄賂は常識であり、JICAも相手国との機密性を盾にできることで、実態の把握をより困難にさせているのです。

以降、日本のODAは、この習慣が身についてしまい、日本は援助と称して日本の企業を儲けさせる為にODA事業を利用していると世界中から非難されたのです。

これをそっくり真似て、よりえげつなく進化させたのが今の中国です。

ただ中国の場合は、日本のように得体の知れない闇の勢力が群がらないことだけはまともなのです。

まとめ
ODAは海外で行われるので普段日本人の目に触れることはありません。

海外を舞台に国民の税金がこんないい加減な使われ方をしていることを国民は知る由もない。

ODAの無駄遣いはもっと監視して行かなければならないのです。

結局、馬鹿を見るのは我々国民なのです。

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