中国化が進むアフリカは危険な状況になってきた

ODAの実態・援助、支援

令和のサムライ通信:アフリカを取り込む中国の野望2の巻

ここにきてようやく「一帯一路」の恐ろしい正体が白眉に晒されて来た。
中国はアフリカの経済圏を掌握するだけでなく、完全植民地化、アフリカ軍事基地化一歩手前まで来てしまっているのです。
しかしながら現状は、そのスケールの大きさから、日本のクズ援助と違って、アフリカ諸国からは救いの神の如く大歓迎を受けているというわけです。

 

今回は、前回に続き、中国化してしまったアフリカにスポットを当て、中国覇権の実態を簡単、判りやすく解説して行きます。


中国のアフリカへの援助進出の本音は、当たり前のことですが援助国が優先ではなく、中国の利益こそが最優先なのです。

これに対しては日本も大きなことは言えないが、日本どころではない完璧な紐付き支援と化しているということです。

 

しかも末端労働にも中国人労働者を大挙して送り込み、現地の雇用も奪っているのです。
そして在り来たりの雑用程度に現地人を採用し、賃金も搾取し劣悪な労働に従事させているのが実態です。

そうか、技術者はともかく、中国人が現地の人の仕事も奪ってしまっているわけか。

港湾や鉄道・道路、電力などのインフラ整備はすべて中国人の技術者、研究者や労働者主導で推し進められ、さらにインフラ工事に必要な建設機械設備はすべて中国から持ち込まれ、オペレーターも中国人技術者が操作するのです。ということはメンテナンスも中国頼みとなる。
こうして、何をするにも中国の存在が無くては立ちいかない状況が出来上がるのです。
これで完全に中国化の完成です。

 

なるほど、雇用もはかれないし、最終的には中国だけが得するやり方なわけですね。

これでは現地には産業基盤も技術者も育たないことは当然です。
結局、すべてが中国の思惑通り都合よく設定されてしまっているのです。
インフラ整備は整えてくれたが、そこから得られる利益はアフリカには還元されない仕組みなのです。
通常、国家的な大規模プロジェクトを手掛けたら、大きな雇用を生み、技術力も進歩し、市場もどんどん活性化するものです。

 

しかしながらこれでは、無償援助ならまだ納得できるのですが、利子をつけて返さなければならない約款の場合、こんなやり方をされてしまっては、破綻は免れないのです。

このやり口は、まさしく「債務の罠」そのものでしょう。

 

結局、中国の思惑は、援助と称してその国を乗っ取ろうとしている感じですよね。

そうだよな、実際、中国のアフリカでの「一帯一路」構想は、中国の軍事拠点の構築がメインなのです。
現在、中国はアフリカのジブチに、中国人民軍の海外軍事基地を建設中なのです。
ジブチは、アデン湾とスエズ運河の入り口にあり、世界的な原油輸送の要なのです。その重要な地点に中国は軍事基地を建設しているわけです。

 

えっ、軍事基地?もうそこまでの動きをしているのでは完璧ですね。

それどころか、中国はインド洋に面したケニアの港湾都市モンバサ港を拠点にしようと目論んでいるのです。モンバサ港は、ケニア唯一の国際貿易の拠点であり、東アフリカの玄関としての役割を持つ最も規模が大きい港です。
このモンバサ港は、ケニアだけでなく、周辺内陸国家の貿易機能も持っており、ここを抑えれば、東アフリカ全体の経済を一手に握ることも出来るという重要な拠点なのです。

 

トランプ大統領が中国の覇権の脅威を叫び続けていたことがやっと理解出来ました。しかし、日本のマスコミってこういう話は殆どしませんよね。

まあな、日本のクズマスコミの話は置いとくとして、実はその拠点化はすでに進んでいて、中国は港湾都市モンバサと首都ナイロビを結ぶ全長480キロの鉄道を建設済みなのです。こうして陸のアクセスも中国主導で完成させたことで、重要ルートを抑えてもいるのです。モンバサ拠点も時間の問題ということなのだよ。

 

アフリカを「一帯一路」の経済構想、そして軍事拠点に組み入れる為に、こうしてアフリカでの戦略的拡大が急ピッチで進められているのです。
とにかく中国の動きは驚くほど素早いのです。

この、港湾が中国の拠点となれば、経済の拠点のみならず、中国人民軍の軍事基地へとつながる恐れは濃厚です。そうなれば植民地化以前に、中国のアフリカ制覇が実現することとなるわけです。

うわーっ、なんかもう手遅れの話みたいですね、アフリカの方々は気づいてないのでしょうか。

気付いているのはごく一部の人だけなので手の施しようがない。
とにかく、中国のやっていることは、悪しき植民地時代にヨーロッパがやっていたことと同じ構図なのです。アフリカから鉱物資源やできる限りのものを持ち出し、最後は植民地化する。
少し違うのは、資源を買い取った支払いの金で、同時に中国の製品を買わせることです。
これではアフリカには製造業は育たないし、雇用も産まれない、金も残らない。

 

現在も、アフリカ中が中国製品で溢れています。この経済構造を簡単に変えることは容易ではない、これからもアフリカ各国は、中国の安い製品を買い続けないと立ちいかないということです。

一石三鳥のウルトラ技
中国のやり方は、実に“したたか”なもので、独裁者に取り入り、アフリカ各国の資源を根こそぎ確保した上で、さらに金を貸し付け、中国企業軍団によってインフラ整備を行い、友好の証として国連の一国一票の議決権も手に入れるという、まさに一石三鳥のウルトラ技をやってのけているのです。

お人よしの日本人は利用し尽された
今では中国の得意技となった海外技術支援は、実は、日本のノウハウを学んだというか、かすめ取ったものです。

日本人は朝日新聞の嘘情報に騙されて、中国人は嘘をつかない誇り高き人民と散々教えられていたので、中国に大信頼をおいてしまい、あらゆる技術を伝授し、あらゆる資金も提供して、あらゆるノウハウも教え込んでしまった結果がコレなのです。

中国人は日本人を平気で国を売る馬鹿で最低な民族と軽蔑の眼で見ているのです。

まとめ
中国の巧妙で手際のいいやり口には驚かされるばかりです。
とてもじゃないが、もう日本は中国に対抗など出来ない、現在、アフリカに進出している日本企業の数は、約450社あまりです。対する中国企業は2000社以上なのです。

中国に対抗できるのはアメリカ以外にないでしょう。しかし、トランプ大統領の敗北によって、アメリカへの期待は暗雲が立ち込めてしまったのです。

これで、中国がアフリカ各国を取り込むことなど簡単なことだったというのがよく判ったと思われます。

アフリカでの「一帯一路」構想とは、中国に取って、経済・軍事拠点の構築を担う重要な世界戦略の一つなのです。

タイトルとURLをコピーしました