ロシアは資源の宝庫、だが深入りは禁物

領土問題:北方領土・ロシア他

令和のサムライ通信:ロシアの資源に深入りは禁物の巻

ロシアと付き合う一番のメリットはガス田開発事業だと言われています??資源無き日本国家にしてみれば願ってもない話で、大歓迎、最高の話です??
ただしロシア人が良い人だったらね?????


今回は、過去の教訓を基にロシアとの共同事業の難しさを簡単判りやすく解説して行きます。

ロシアとの商取引は、どう考えても、すんなりとは行かないようです。

ロシアの場合、過去の例からも、日本の足元を見て政治的な駆け引きへと向かう危険性が大なので、非常に危険なリスクを伴うことは間違いないのです。

 

エネルギ―確保は最重要課題
日本は、東北大震災の影響で、原発に頼ったエネルギー政策は大きく後退してしまった。

その代替えとして浮上した一つが液化天然ガスです。

液化天然ガスは、石油よりクリーンで環境的なメリットも大きいとして日本のみならず海外でも普及拡大が見込まれています。

そうした中で、わが国ではロシアに眠る豊富な天然ガスに狙いを定めてロシアとの共同開発事業を行ってきた経緯があるのです。

その事業とは、「サハリン1」そして「サハリン2」という資源開発事業なのです。

 

「サハリン1」とは
「サハリン1」を簡単に言うと、日本企業が参加して日本の技術でガス田開発を行うサハリンプロジェクトの一つです。ロシアは、勿論、金も出さない、横で見ているだけ、金も技術も全部日本持ちという舐められた事業。

ここで大問題発生、ロシアの国営石油会社のロスネフチ社が、突然、環境破壊を行ったとして、日本企業を相手に1570億円を支払えといきなり提訴してきたのです。

これは、財政に苦しむロシアが軟弱な日本に狙いを定めて脅し取ろうと画策したものです。

結局、泣く泣く260億円を支払うことでロシア側と和解が成立したのでした。

「サハリン2」とは
「サハリン2」を簡単に言うと、サハリン州北東部の天然ガスと石油の大規模施設の開発プロジェクトです。ロシアは、勿論、金も出さない、横で見ているだけ、金も技術も全部日本持ちという同じく舐められた事業。

ここで大問題発生、ロシアの天然資源省は、突然、サハリン2の工事承認を、環境破壊を理由に取り消してきたのです。「サハリン2」は、日本企業が中心となって、日本の先端技術を導入して建設が進んでおり、工事完了寸前であったのです。

その後、最終的にはロシアの国営会社であるガスプロム社が権益の50%プラス1株を持つことになり、ロシア側がこの事業の権益のすべてを乗っ取ってしまったのでした。

結局、金も先端技術を提供したのも日本なのに、ロシアは殆ど金も出さずに何もしないで、出来上がりを見計らって、環境がどうのと難癖と言いがかりをつけて脅し取っていったというわけです。

えーっ、なんですかそれって、そんな話きいたこともなかった。

これ、事実のことです、こんな騙し討ちを平気でやらかすのがロシアなのです。
国がこんなことをやるなんて正気の沙汰じゃないよね。
しかも、何故か日本のマスコミは、これほどの重大な事件をべた記事くらいでしか報じない不思議。

 

なんで日本って、ここまで下手に出なくてはならないのでしょうか、まったくバカみたいですよね。

結局、こんなところにも北方領土問題の確執が出ているということです。
北方領土問題があるので、日本は強気にも出れないし、ロシアの言いなりになるしかないのです。
ロシアと付き合って良いことなんかありゃしない。


ガスパイプライン計画
最近では、サハリンと関東圏を結ぶ天然ガスパイプライン計画というのがあるのです。

サハリンで産出された天然ガスを、パイプラインを使ってサハリンから宗谷海峡を渡って日本の関東圏に輸送するという計画です。

パイプラインが出来れば、安価な天然ガスの供給が可能となるので、日本に取って非常に魅力的で、期待はされているのですが??

このパイプラインの計画は、他のルートでの計画も想定されており、実現可能な構想でもあるのです???

そうなのですか、なにか、てばなしで喜べないような、へんな気持ちになっちゃいます。

そう、今までの屈辱的な事件を思い起こすと、政治問題を理由にガス輸送が止まることが懸念されるわけです。
しかも、これは北方領土以外に、新たな強力カードをロシアに提供することとなり、更には、この全権は常にロシアが握ることとなる。ロシアの機嫌を損ねたらパイプラインは止められてしまうのです。普通はこんな馬鹿なことまで考える必要もないのですが、相手がロシアとなると、それくらいのことは想定しておかねばならないわけです。

 

うわっ、これでは今以上にロシアの言いなりですね。

そうなんだよ、たとえば国連決議でロシアに対して経済制裁の発動がされても、日本だけは欧米先進国と歩調を合わせることは出来なくなるし、常にロシアのご機嫌を伺いながらやり過ごさなければならないわけだ。

ということで、日本は更に弱い立場に立たされることは間違いないのです。

もしガスが止められた場合、依存度が高ければ高いほど、大打撃に見舞われることは確かです。

そうなっても日本に同調してくれる国などどこにもないのです。アメリカもロシアとなったら迂闊に深入りできない。

そもそも、日本とロシア間の取り決めだということで、誰からも同情もされません。

想像しただけでも恐ろしい話です。

パイプラインは本当に危険な賭けなのです。出来ることなら、こんな馬鹿なことを考えないで、今まで通りのタンカー輸送に留めるのが無難です。

北方領土だけでも、日本を見透かした冷ややかな対応で、島の利益をすべて牛耳っているのに、新たな、経済交流はもう危険なだけです。

天然ガスは、あくまでロシアから買ってあげるだけにとどめ、共同事業などへの深入りは日本の国益を削ぐ危険しか伴わないのです。

明日は、2月7日「北方領土の日」を再度取り上げて行きます。

タイトルとURLをコピーしました