世界一の宗教となるイスラム教の簡単な基本を知っておこう

イスラムの世界

令和のサムライ通信:イスラム教の知識1の巻

イスラム教徒は世界中で増え続け、とうとう近い将来にはキリスト教徒を追い抜き世界一の宗教となることが確実となったのです。

宗教心の薄い日本人にとっては、イスラムは遠い世界の話に聞こえるのですが、もはやここまでの勢力となっては、イスラムを知らなくては世の中の趨勢を見誤るだけで、世界音痴にされてしまうだけです。
今回はやたらに過激さだけが取り上げられるイスラムの光の部分に焦点をあて簡単判りやすく解説してみます。

 

イスラムへの偏見を正す
しかしながら、そうした最中でも、EU諸国を中心にイスラム過激派のテロが相変わらず頻発しており、加えて中東情勢も緊迫感が増してきている状況で、「イスラム教徒は怖い」という悪しき先入観が形作られているのです。

こうした偽りの偏見を払拭する為に、イスラム教は過激なばかりでは無いこと、イスラム教についての正しい基本を少しだけは知っておきましょう。

 

イスラム教は、キリスト教、仏教の世界三大宗教の一つで、西暦起元7世紀に預言者ムハンマドの教えに基づいて起こった、比較的新しい宗教なのです。

意外な真実
実は、キリスト教もユダヤ教もイスラム教も同じ神様を信じているのです。

えーっ!本当ですか、まったく知りませんでしたし、恥ずかしながら考えてみたこともなかった。

これって日本人だと結構知らない人が多いのです。
昔からキリスト教とイスラム教は滅茶苦茶対立していることは誰しもが知ることですが、どうみても祈り方もまったく違うし、キリスト教とイスラム教が同じ神様を信じているなんて思いませんよね。
日本人の場合は、特に宗教観が薄いこともあるので、知らなくとも恥ずかしいことでもないのです。

 

どうしてっていう感じです。キリスト教はキリストが神で、イスラム教はムハンマドが神じゃなかったのですか。

三つの宗教とも神は「ヤハウェ」だけを信じているのです。この「ヤハウェ」をキリスト教は「ゴッド」と呼び、ユダヤ教は「アドナイ」、イスラム教は「アラー」と呼ぶのです。

 

えっ、キリストとムハンマドの上に神様がいたんだ。

何で同じ神を信じるのに敵対するのかというと、イスラムの創始者であるムハンマドからすると、神は「ヤハウェ」しか存在しないのに、何でキリストまでもが神の子として存在するのか、それは間違いであるという解釈の違いからなのです。
この間違いを正す為にムハンマドはイスラム教を開いたというわけです。これがイスラム教の起源の超簡単な解説です。


イスラム教徒が増えている原因
何故、世界中でイスラム教徒が増え続けているのか、その一つは、イスラム教徒の出生率の高さです。キリスト教徒の多くが少子化に向かう中で、イスラム教徒は、5人以上の子供を出産するのです。

さらに驚くのは、これだけイスラムの脅威が叫ばれながらも、イスラム教への改宗者が後を絶たないことです。

その流れはEUヨーロッパが非常に多く、これはEUが多くの難民・移民のイスラム教徒を受け入れたことで、その影響を受けたキリスト教徒の白人が改宗したものと推定されるのです。

特に改宗者が多いのがイギリスなのです、EUから離脱した背景には、イスラム人口をくい止めようというイギリス政府の思惑もあるのかも知れません。

ある専門家の調査では、2050年までに1億人がキリスト教徒をやめて、イスラム教に改宗するのではと予測するのですから驚きです。

イスラムの自由な発想
イスラム教はモスクに行っても誰も拒まない、そこにはイエスキリストや聖母マリアのような偶像は一切なく、直接、神に語り掛けることが出来るのです。

イスラム教が欧米人を惹きつけるのは、わけ隔ての無い寛容さと人種への偏見が無いことなのかも知れません。

えっ、伝わってくる話とずいぶん違うような。

イスラムの改宗者には若い女性が最も多いのです。
彼女たちは、堂々とヒジャーブを被り、今の退廃した道徳観念の無い世の中に嫌気がさし、人生に規律をもたらしてくれ、どの行動が許され、禁止されているかを明確にしてくれたのはイスラム教であると、モスクに通うことでイスラム世界に拠り所を見出した人達が多いのです。

イスラムは人を見捨てない
イスラム教の人気の一つにあるのが、ザカート即ち「喜捨」という「富める者は慈悲の心をもって貧しい者に与えよ」という精神です。

ザカートは、イスラム教の五行の一つで、困窮者を助けるための義務的な精神なのです。

この精神があることで、イスラムの世界では、人を見捨てることをしないのです。

前にここで学ばせて頂きましたが、イスラム教は困った人によりそうという精神ですよね。

ぶっちゃけた話をしちゃうと、この精神のお陰で物乞いも出来るので、結構食べていけちゃうというわけです。
普通、日本も欧米も物乞いなんかしたら恥ずかしくてたまりませんが、イスラムの世界では堂々と物乞いが出来るのです。
メッカの巡礼に行って一儲けを企むふざけたイスラム教徒も結構いるのでお笑いです。
ザカート「喜捨」の精神があることで、イスラムの人はどん底に行く前に救われるので自殺も殆どいないと言われているのです。まあ、イスラム教は自殺したら必ず地獄に落ちるぞと脅してくれるので、それが一番なのでしょうが。

 

イスラム教徒というと、日本では過激で怖い方々というイメージで見てしまいがちですが、実際はそうではないのですね。

日本ではイスラム教と言うとISやシーア派やタリバンなどの過激集団ばかりがクローズアップされてしまいがちですが、実際は殆どのイスラム教徒は穏健派でおとなしいのです。
特に東南アジアのイスラム教徒はゆるゆるです。イスラムへの信念もそれほど強くないので、たまにモスクに行ってお祈りをするなんて人も多いのです。
中東でも、自分のミスを棚に上げて、ミスったのは「神の思し召し」なんて言って、舌をペロッと出して言い訳する人が結構います。

 

そういう話を聞くととてもホッとします。

イランなどでは女性に声をかけただけで逮捕されるというけど、裏では結構いい加減にやっているんだよね。そういえば、昔、日本に大量のイラン人が押し寄せた時なんか、結構、女性に声を掛けていたし、結構いい加減で明るい奴らだった。

 

「五行」の実践
イスラム教に改宗すると、聖典コーランにもとづいて定められた「五行」を実践する義務が発生するのです。

○信仰告白
信仰の告白を行うこと。イスラム教徒になるということの表明です。

○礼拝
太陽の位置によって決められた時間に礼拝する。日に5回行います。

○ザカート喜捨
貧しい人々に寄付する慈善活動する。

○断食
ラマダンに行う断食です。健康な者は飲食、喫煙、性交を断つことが求められます。

○巡礼
すべてのイスラム教徒は一生に一度、メッカへ巡礼に出かけることです。

過激なイスラム集団は、ごく少数の連中で、普通のイスラム教徒は彼らを軽蔑の眼で見ているのです。

それにしても、日本にはイスラム教は少し合わないような気がします。

ということで、イスラム教徒は、本当は気さくで普通の人達が多いのでした。

次回は、イスラムを少しシビアに解説します。

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