チャンバラ劇がテレビから消えた

歴史・江戸時代

海ヒト人:明治、大正、昭和の初期までは江戸時代に生まれた人が存命中であったので、時代劇を見て懐かしむ傾向があったそうだ

チャンバラ劇がテレビから消えた
ひと頃は、年寄りの趣味というとチャンバラ時代劇が定番でした。しかし我々新シニアの場合、時代考証のしっかりした歴史物であったらともかく、こんなもんに嵌まるほど老いぼれてはいませんよということなのです。そもそもチャンバラは明治、大正、昭和の大衆作家や映画人が作り上げた架空のドタバタ劇なわけです……。

 

ここのところ、テレビで時代劇を見ることはめっきり少なくなってきました。

時代劇は高齢者のよりどころと言われてきましたが、一体どうしたことでしょうか。

まあ、同じ老人でも、私たち新老人の場合は、時代劇はあまり興味が沸かない世代です。

 

そもそも時代劇ってなんなの?

時代劇は、実在した人物を登場させる場合もありますが、最初から最後までフィクションの世界であり架空の娯楽劇であるということです。

 

 

お年寄りが大好きな「水戸黄門」「大岡越前」「遠山金四郎」「一心太助」などは、歴史ものでも何でもない、明治、大正、昭和の大衆作家や映画人が作り上げたカツラを被ったドタバタ劇だということです。

この構成は、毎度ワンパターンのもので、クライマックスとなると決まってチャンバラが始まり、正義とされる主人公が悪人の代官とその家来たちをバッタバッタと斬り捨て、懲らしめて行くというマンネリ化したものです。

結局、これが受けるのは、変化を嫌うマイペースの老人だけとなる、こうして時代劇は高齢老人だけのものとなって行ったのです。

 

ご承知のように時代劇の制作にはやたらにコストがかさみます。衣装やカツラに馬を仕立てたり、撮影場所も限られてくるからです。

 

ということで、枠がだんだん縮小され、2011年には「水戸黄門」の終了によって、テレビでの時代劇の役割は消えたことになります。

 

いま、時代劇が見れるのは、BSの「時代劇専門チャンネル」くらいのもので、ここは、シニア層の加入者に支えられているそうです。しかし我々、新シニアの場合は、そこに行きつくことは多分ないでしょう。

 

時代劇が受けない原因の一つには、皮肉なことに歴史ブームの影響もあるのです。

歴史好きは、歴史に対して真実を求めるのが定番のことです。

そうなると、時代劇の場合は、明治、大正、昭和の大衆作家が作り上げた架空のサムライ劇なわけで、紛い物の極みと捉えられてしまうのです。

 

そもそも時代劇はまやかし過ぎて、いずれは無くなって行くと考えられてきたのです。

実際の江戸時代は、争いなど殆ど無い平和にどっぷりとつかった世の中だったからです。

平和ボケと散々言われる我々の時代を見ても、まだまだたったの76年、江戸時代は270年もの間、平和が続いていたのです。

 

 

しかし、それでは物語にもならないということで、チャンバラのアクションシーンを多く取り入れ、善人よりも悪人を多く登場させてごまかしてきたわけです。

時代劇とは、こうして小説家や映画人が娯楽として作り上げられたもの、要は時代背景とは無縁のもので、戦前の国民目線で作り上げた流行りのものなので、要は中身が飽きられたということに尽きるのです。

 

時代劇の場合は、悪を懲らしめて終わるところが痛快というけど、話の展開が見え過ぎちゃって飽きちゃったわよね。

 

カツラ被ったら、このパターンが毎度定番化、考えてみりゃあ工夫もなく視聴者をバカにした演出だよな。

 

時代劇が無くなることは、悲しい話ではないのです。

だってこれはすべて嘘の話で、単なる娯楽だからです。ということでウケりゃあ何でもありなので、マツケンサンバが流行るのです。


日本の本当の歴史は素晴らしいのです。

これからは、古き良き平和な江戸時代の歴史を学びたいものです。

 

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