江戸時代を冒涜したチャンバラ時代劇

歴史・江戸時代

海ヒト人:チャンバラ時代劇の定番は、戦争でもないのに互いが殺傷能力のある日本刀を振り回してやたらに斬り合うという乱闘劇が主流なのです

江戸時代を冒涜したチャンバラ時代劇
よくよく考えてみたら、時代劇ほど江戸時代を冒涜したものはない、やたらに危険な刃物を振り回して民衆を恫喝する武士は悪者ばかり、時代劇は平和な江戸の時代を悪の巣窟に塗り替えた趣味の悪い娯楽なのです。こんなものを江戸の物語として定番化していること自体おかしなもの、ということで、今回もチャンバラのまやかしに迫ります。

 

よくよく考えてみたら、鋭利な刃物で斬り合うチャンバラ時代劇ほど野蛮な見せ物はない。

これが本当であったら一瞬にして血の海となる異常な修羅の世界です。

 

昨日は、時代劇の放送は終わったみたいな話をしました。

当然のことでしょう、今の時代劇のルーツは明治時代の大衆作家が江戸時代を揶揄するために作り上げた程度の低い娯楽ものだからです。

昨日に続き今日もチャンバラ時代劇のまやかしに迫ります。

 

時代劇は悪人を成敗するというワンパターンの設定なので、常に悪人がいる悪い世の中でないと物語が成立しないのです。

ということで、江戸の世は、やたらに刀を使った乱闘劇が繰り広げられる秩序の無い傍若無人の世界であり、江戸時代の武士は役人の立場を利用し刀を使って民衆を黙らせていたという設定となるわけです。

チャンバラ時代劇とは、世界でも類のない平和が続いた江戸時代を蔑み冒涜したものなのです。

 

水戸黄門一つとっても、それは酷すぎ

世直しの旅に出る水戸黄門御一行、そこに待ち受けるのは、貧困と窮乏にあえぐ農民たちから年貢を違法に取り立て、私腹を肥やす悪代官とその一派が必ずというくらいに存在し、地方はこうしたワルのやりたい放題が蔓延しているというわけです。

 

 

しかし、水戸一座の世直し活動で、農民たちに光明がさしてくる。

そして最後は、お決まりのチャンバラシーンから、葵の紋所の登場とあいなり、ひれ伏すワルども、こうして毎度スカッとさせてくれて、めでたしめでたしとなる。

まあ、それにしても、サムライという人種は、ろくでもない奴しかいなかったという印象操作が効果てき面なわけです。

子供の頃からこれを当たり前のように見せつけられていたので、バカな私は江戸時代っていうのは、トンデモない悪人ばかりなのだなと本気で思ったものでした。

 

江戸時代の素朴な疑問「時代劇の嘘とチャンバラ」

江戸時代は平和な筈なのに、時代劇を見るとやたらに刀で斬り合っているし、決闘にもなっている。

桃太郎侍が一人で5,6人を毎度やっつけているけど、剣の達人だったらチャンバラで追い払うことが出来るのだろうか?

 

 

チャンバラは、殺陣師と言われる時代劇振付師が作り上げた演技の一つなのです。

チャンバラのシーンは、演技としては、とても華やかなものなので美的要素の価値は取り敢えずは認めて差し上げよう。

しかし、実際にこんなシーンがあったとしたら大変なことになりますよね。

 

時代劇のチャンバラのシーンを見ると、刀の鋭い刃の部分である刀身部分でぶつけ合っていますよね、これをやっちゃうと即刃こぼれしちゃって、しまいには、刀は折れてしまうのです。

刃物どうしの斬り合いとなったら命懸けのことですから、一対一だとしても、興奮してアドレナリンが分泌されるので、いきなり懐に飛び込んでの斬り合いなどあり得ないのです。

長く鋭い刀を振り回すことは、遠心力によって、自分の身の危険も伴うのです。

振り回した刀の勢いが止まらず自分の体に降りかかってくることもあるからです。

また、複数と斬り合ったら、即串刺し状態になることでしょう、刃物はどこに命中しようとも肉を切裂くので大きな致命傷を与えるからです。

日本刀どうしで本気で斬り合ったら勝った方も五体満足ではいられないのです。

ということで、当たり前ですがチャンバラはすべて嘘の世界です。

 

時代劇は役者さんがアウンの呼吸で演技をしているから違和感なく見れるけど、言われてみれば刃物で斬り合うなんて恐ろしい話、確かに外国人が見たら野蛮に感じるかもね。

 

本当の江戸時代は、刀を持って争うことなど殆どしなかったのです。その秩序が保たれているからこそ平和な世の中が実現できたわけだ。時代劇は江戸時代をバカにするにも程があるよな。

 

この時代は、世界中が喰うか食われるかの騒乱期だったのです。

徳川が国をまとめ江戸時代が訪れなかったら、日本は外国勢力に蹂躙されていたことでしょう。

そんな中で、鎖国で国を閉ざしたとはいえ、270年にわたって平和な世をもたらせたことは歴史上類のない功績なのです。

江戸時代をバカにしたインチキ時代物はもういらないのです。

 

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