「ヒロシの迷宮グルメ」がイチオシ

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海ヒト人:この番組は、キャンプ芸人として再ブレークを果たしたヒロシを起用した異色番組だ

「ヒロシの迷宮グルメ」がイチオシ
コロナ過で旅に行けないもどかしさが続いていますが、そんな中で多少なりとも目を癒してくれるのがテレビの旅番組です。旅番組というと殆どが観光地をヨイショしたヤラセ番組だらけというのが定番ですが、そんな中で、異色な存在と言えるのが、今回紹介するコケ芸人のヒロシがナビゲートする「ヒロシの迷宮グルメ」なのです。

 

てんで面白くないテレビをたまには褒めてみる。

今回は、BS放送の「ヒロシの迷宮グルメ」。

この旅番組、世の中からコケにされまくった実績を蓄えたヒロシならではの一風変わったナビゲーターぶりなのです。

なので、番組の構成は敢えて媚びを売らない設定に終始しているというわけです。

ヒロシは常に苦虫を噛んだようなシラケ切った表情を浮かべ、いかにもという育ちの悪さを彷彿とさせた表情でグルメ⁈に喰いつく、この品の無さがとても絶妙なのです。

「うん、うまい、キャンプで時間設定を間違えた時のニンジンの固さだ!」

どこが迷宮なんだよ⁈⁈けど敢えて迷宮とするところがヒロシならではの許されるすっ呆けなのです。

 

 

この手の番組は、タイトルにつられて騙されて見てしまうものなので、拍子抜けするものばかりが定番です。

しかし、ヒロシとなると最初から期待もしなきゃ騙し討ちは了承のことなので、ヒロシのショボい切り返しが、ひょっとしたら外国人には通用するのではという期待感もあったわけです。

ところが意外や真面目⁈⁈に取り組むヒロシを見て、コイツはコケを極めたのかと一目を置くのでした。

 

そして、バックミュージックがなんと重厚な美しさの情景を醸し出す「ライムライト」のテーマというアンバランス、この曲は場面場面を哀愁的に演出するのに実に効果的な曲なのです。

こんな奴にこの名曲は不釣り合いじゃないかと誰しもが思ったが(・・?

いや、やはりこの曲はてき面だった、ヒロシの貧相な顔立ちやガサツさを覆い隠し、見事なまでに哀愁場面に変身してくれているのです。


この番組が異質なのは、普通はこんなどうでもいいような箇所はカットするのが当たり前という編集段階でのカット場面を敢えて?ひけらかせて流すこと、要は作り方を雑に見せている?ところ、その雑さがヒロシとマッチしているのでなんとも丁度いいあんばいとなっているのです。

要は裏の部分も見せてあげるよという、ヒロシならではの軽キャラの見せどころなのです。

フィリピンでのロケのシーンは面白かった。

「あら、ヒロシじゃないの」突然、マニラ郊外のうらぶれた横路で50前後のみすぼらしい短パン姿の女性から日本語で声をかけられる。

聞くところによるとこの女性、日本のフィリピンパブかなんかで10年以上働いた経験があるので、日本語ペラペラ、また、この女性が底抜けに明るいのです。

なんとこの番組、このやり取りを永遠と10分近くも流し続けたのです。

普通はこんなシーンは1分あるかないかのもので、さっさと次の場所に移動してナビゲートするのが普通というもの、う~ん、なるほど⁉

なんとこの短パンオバサン、母親が亡くなって葬式の真っ最中だというのです。

なのに底抜けの明るさ⁈オバサンいわく、「悲しんだらお母さんも悲しんじゃう、だから明るくして迎えてあげるのよ、ヒロシも一緒にどうぞ」なるほど、フィリピンの貧しくとも死者を弔う愛情の深さを知っただけでも価値があった。

それにしても、ヒロシ野郎、普通は葬式の真っ最中となったら遠慮しておくと切り返すものだが、こいつ親戚が座る外のテーブルにちゃっかりと座り出して、料理や菓子をパクパクと食べだしてしまったのでした。

他の番組では見れない慣れ慣れ感とアンバランスな会話の数々、普通だったら舐めてんのか!!だが、これがあまりにバカすぎの自然体なので面白かったのです。


「ヒロシの迷宮グルメ」は、スナック菓子でもかじりながら寝っ転がって見るのに丁度いい番組だ。

 

それにしてもヒロシの影響で、田舎の山を買うのがチョットしたブームにまでなっているのよね。

 

そうなんだよ、変なブームを作っちゃって、うわーヤベエなんて焦ってんだろうなコイツ。

まあ外国人に日本の山を買い占められるよりかは、日本人が買ってくれたほうがいいに決まっているしね。

 

“ヒロシ”こいつはひょっとしたら、ただ者じゃないかも知れない⁉⁉

 

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