日本の皇室とオープンなイギリス王室の違いを比較してみます

天皇制・皇室

令和のサムライ通信:日本の皇室とイギリスの王室との違いの巻

今回は、日本の皇室とイギリス王室、一見似ているようでまるで違う皇室と王室の違い。
また、世界中が驚いたヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱にも触れ、簡単判りやすく解説してみます。

よく、「開かれた皇室」という言葉を耳にします。日本もイギリス王室のようにオープンになればというニュアンスで、日本の皇室とイギリスの王室を比較して、そのありようを話題にするケースです。

しかしそれは単純に考えても歴史的な背景が違い過ぎるのでナンセンスな話なのです。

皇室は日本の歴史の神髄
天皇家の始祖は天照大神ということで、日本での天皇の存在は神話から始まり、天皇は神道として神社に祭られているのです。

そして日本の皇室は日本人の民族としての血統を重んじるところからきており、天皇は日本人のルーツであり象徴なのです。

日本の皇室とは、こうして2000年に渡り、天皇を頂点として伝統的に様々な身分も形成し継承され、日本の歴史を象った日本独自のものであるので、神格化した行事を引き継いでいくことは当然のことなのです。

王室は強者が継承してきた
対してイギリスや外国の王室は、それとはまったく違って戦いに勝った者が継承したもので血統のルーツは極めて薄いのです。

現在では世襲で落ち着いていますが、過去を見れば一目瞭然で、王位をめぐってはドロドロの争いが繰り広げられており、強いものが強いものと組むという政略的な結びつきで成り立ってきたので、結婚相手が外国人なんてザラでした。

えっ、そうだったのですか、日本と違い権力を握ったら王になれるということですね。

そうなんだ、権力を掌握した支配者間での婚姻が当たり前のように繰り広げられてきたのでヨーロッパの王室は殆どが親戚同士ということになるのです。
こう言っては失礼ですが、日本の皇室から比べたら英国の王室は紛い物みたいなものなのだよ。


開かれた皇室には限度がある
しかし、いくら開かれた皇室といっても我々日本国民としてはイギリスの王室みたいにはなってほしくはないのです。

皇室の神格化した行事は特に重要です。これを失ったら日本人としての拠り所とアイデンティティは保てない、皇室の儀式は、日本に取って最大崇高なもので、すべては古くから引き継がれた伝統であるので、その継承を絶やすことは許されないのです。

イギリス王室の威厳
イギリス王室が人気があるのは、国が衰退したとはいえ、7つの海を制覇し世界を支配した過去と、取り敢えずは戦争に負けなかったことで、国が掻き回されることが無かったこと、その遺産として残った王室に対して敬意が称されているということです。

それは世界の標準語である英語を浸透させたイギリスの誇りと、女王を国家元首とする独立国を見れば理解できることです。カナダやオーストラリアそしてニュージーランドなどから見ればロイヤルファミリーの存在は唯一の憧れであり象徴の筈です。

ロイヤルファミリーは派手でハイソな生活が定番
イギリス王室は何故こうも派手に立ち回れるのか、それはイギリス王室には、ランカスター公領やコーンウォール公領という支配権を持っており、これらの資産管理のもと、莫大な資産を投信で運用しているからです。

イギリス王室ファミリーが優雅な生活を送れるのは、自立したこれらの支配権を持つからなのです。

イギリスの王室は大金持ちだと聞いたことがありますが、何故なのか不思議に思っていました。

判りやすく言うと、英王室は世界有数の不動産王なのだということです。
イギリス王室が所有する土地は、東京都の4・5倍以上にもなり、その土地の運用が中心となって莫大な収益を稼ぎ出しており、その運営企業クラウン・エステート社の収益は2兆円にも達するのです。さらにそこから様々なビジネスも展開しているというわけです。

 

王室が持つ土地を貸して、そこからビジネスを拡大させているということですね。

英王室が紳士淑女の社交場である競馬場を経営していることは有名だし、その他にもメインストリートのテナント料や王室ファミリーの写真やグッズなどの販売やファッション系や自然農園での野菜の売り上げなどで莫大な収益を上げているのです。
なので、英王室は警備以外は国に頼ることもないのです。
エリザベス女王の個人資産は600億と推計されていますが、どう考えてもそんな程度ではないでしょう。

英王室の場合、ある意味、ゴシップも収益に結び付けるしたたかさもあったり、非常に賢い運営の仕方とも云えます。

さすがに、これらは日本の皇室には受け入れがたい雰囲気です。

天皇家の生活は地味で質素
日本の場合、皇室の予算は宮内庁が取り仕切り、すべて国家予算で賄われている。

天皇の生活は国民が知るよりも質素なのです。とてもじゃないがイギリス王室のような派手な生活は送れないのです。

皇室公務費や宮内庁職員の人件費や様々な維持費に充てられるもので、天皇家本体に宛がわれる予算は限られるのです。

日本も天皇ご一家の財源として皇居の一部を優良な企業などに貸し出したりすればいいのにと思います。

日本も皇室の監理のもとに皇居の一部などを解放させて運用するという発想があってもおかしくはない。
現時点では、一般財団法人国民公園協会という皇居の維持管理を行う半民半官の組織が皇室グッズの販売を扱ってはいるが、なんか地味なんだよね。

この部分をもっと賢くやれば天皇ご一家が今のような質素過ぎる生活を送ることはなくなるのです。

 

イギリス王室の頭痛の種がまた増えた
イギリスのEUブレグジットと共に大騒ぎになったのが、ヘンリー王子の王室離脱です。
しかし、あのメーガンって人も相当食わせ物だった、いくら何でもあんな行動は無い。

ヘンリー王子とメーガンさんは、「サセックスロイヤル」ブランドの商標登録を行いビジネスに向けた下地を作りあげ、そこから王室離脱へと向かっていったのでした。

王室のメンツは丸潰れ
重要な公務を順調にこなすことで国民の信頼を持続させてきたのがイギリス王室ともいえるのに、公務を放棄して、その名声だけを利用してビジネス化しようとなっては、もはやメーガンの味方になる国民はいる筈もない。

エリザベス女王の失望と怒りは頂点に達していることでしょう。

いくらお相手の過去など問わないと綺麗ごとをいっても結局はこのざまだった。
ヘンリー王子とメーガンさんは英国民の信頼を完全に失ったことは確かだ。

でも、ヘンリー王子とメーガンさんは、王室から独立しちゃったら、自分達で努力しないとお金稼げませんよね。

いや、このお二人が言う英王室離脱宣言とは、イギリス国家からの束縛から逃れるだけで、コーンウォール公領の手当ては手放しませんよということなのです。
そこがメ―ガンさんのしたたかなところ、ヘンリー王子とメーガンさんが英王室への離脱を宣言した強気の背景には、この利権があるからなのです。
要は、これからは公務というウザったいしきたりに翻弄されることもなく自由奔放にビジネスを展開させて頂きますよという話なのです。
さすがメーガンさんだよね、彼女はバツイチ、年上の経験豊富なやり手姉さんの本領を発揮してくれたわけです。

イギリスの場合は、日常をなるべく大ぴらにすることで開かれた存在意義を醸しているのですが、この二人にとってはそれが裏目に出た。

結婚して2年しか経っていないのに王室を離れる決断をするなんて、いくらなんでも早すぎるし、そうとう嫌なことがあったのでしょうか。

このメーガンさん、自分だけがバッシングされ、もう耐えられないとなってしまったようです。えっ、そんなナイーブな人だったの?ところがその後の行動は「鉄の女」というしかない。
普通は、ここまでの高位の玉の輿に乗ったのだから嫉妬も含めて面白おかしくネタにされるのは当然のこと、しかしこのお姉さんはプライドが異常に高すぎるのかまともに受けちゃう人だった。
今のところこの二人は、公務嫌いとメディア嫌いで波長が合うのです。

まとめ
王室離脱に関しては、やはりメーガンさんに問題があることは確かでしょう、単純に考えてメーガンさんでなかったらこんなことは絶対に起きないと考えるのが普通だからです。

こうして見ても日本の皇室がイギリス王室に学ぶべきことは何も無いとも言えます。
しいて言えば、金儲けの秘訣くらいでしょう。

それにしても、今回の王室離脱の一件を見ても、開かれた皇室を目指すことはとても難しいことのようです。

日本の皇室を見ても、眞子様と小室親子の問題が控えている。

メーガンさんや小室母で思うことは、素性の判らぬ人を格式と伝統を重んじる宮廷に招き入れることは想定外のリスクを伴うということ、それは充分に考慮して行かなくてはならないことです。

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