コムスンを運営した折口雅博氏は本当にワルなのか

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令和のサムライ通信:コムスン折口雅博氏の巻

今回は、マスコミによって完全に世間から干されてしまった、「ディスコから介護事業」という奇抜なアイデアの持ち主である元コムスンの折口雅博氏に迫り、彼はマスコミが言うほどの「本当のワル」だったのか、という疑問に対して、簡単判りやすく検証してみます。

 

成功を収めた新参経営者は、時代の寵児としてマスコミに取り上げられてきた。
そう、コムスンを立ち上げた折口氏もその一人でした。

しかし、いざという時に叩きやすい新参成功者の場合は同時に、粗探しに躍起とされ痛くもない腹を探られるのも定番なのです。

そこで怪しい噂や過去が見つかれば、たちまち袋叩きにされ、下手すると業界から退場させられてしまうのです。

マスコミが作り上げるワルとは
初めのうちこそは、成功者に対して羨望と憧れを持つものですが、マスコミが叩きだすと、ネットにも拡散して同調を生みだすので、多くの人はついつい洗脳状態に陥ってしまうのです。

そうなると見る目は激変し、しまいには、ヒガミヤッカミ、嫉妬に変わって行き、期待を裏切られたなどとして、その目は冷酷にもなって行くのです。

マスコミによって、悪い奴をステージから引きずり下ろすことはそれなりに理解はしたい。

しかし残念ながら、正義のマスコミ様は、分け隔てなく公平に叩いて頂けるわけではないのでした。

まあ、そうですよね、連日にわたって彦左衛門先生からはマスコミの悪辣さを充分お聞きしているので納得です。

当然だよな、国家権力と賭けマージャンをやってお友達関係な人達なのだからね。
しつこく言うが、特定の自民政治家や反日野党議員、官僚、韓国、中国というなあなあの強い存在には、決して踏み込まないのが日本マスコミのスタンスだしな。

 

このコムスンの方も、マスコミの標的になったということですね。

そう折口氏も、マスコミによって市中引き回しにされ、消し去られた一人です。
彼は、介護事業の不正請求や架空の介護士の指定申告が発覚したりで、「介護でぼろ儲けを企む悪質な輩」として、結局は介護業界も追われる身となったのです。

 

不正請求か、そんなにぼろ儲けをしていたのですか。

これによって、コムスンと折口氏は業界からは締め出されたが、そもそもコムスンの場合は、介護業界に風穴をあけ、業界での先駆けとしてリーダーシップを取ろうとはしたが、介護で悪徳なぼろ儲けを企んだ訳でもないのだよ。
第一、介護でぼろ儲けのビジネスモデルなんてあり得ないのです。それは介護のシステムが税金と保険で賄われることで、ぼろ儲けを容認できる体質では無いからだ。
不正請求も業界ぐるみでやっていたことで、折口氏は目立ちすぎるのスケーブゴートされちゃったということだ。

 

折口さんってどのような方なのですか。

折口氏は、かの有名なバブルの象徴である「ジュリアナ東京」というバブルお姉さん達が扇子持って踊り舞うディスコを成功させた人で、企画力とアイデアの才能にあふれた人物なのです。だが利権抗争で経営権を奪われて会社を追い出され、借金だけを背負う羽目になるのです。
次に成功させた「ヴェルファーレ」でも同じ憂き目にあい失脚するという、相次いで2度の裏切りと騙しにあうという不運に陥った、実にツキの無い男でもあるのです。

因みに、企画・アイデア業の場合は、パクリの世界なのです。私自身も大手経済新聞社などに企画をパクられた経験が何度もあります。彼らは私などより遥かに知恵があるので、私の企画をヒントにして、さらに先進的なものに作りあげるのです。

世間をアッと言わせた折口氏の変身ぶり
失脚を繰り返した折口氏ですが、人材派遣業のグッドウィルグループを設立し、世間をアッと言わせたのが、M&Aによって介護企業のコムスンを傘下に収めての介護への進出なのです。

折口氏は、今迄は日陰の存在であった介護というキーワードを前面にクローズアップさせようと、異例ともいえる宣伝費用をかけて介護イコールコムスンというネームを社会的に認知させようとしたのです。

ディスコの経営から介護、これは、彼らしい発想の一つで、「ハローコムスン」は大反響を収めたのでした。

こうして介護事業に進出した折口氏は、瞬く間に財界の総本山である経団連の理事に就任するという異例の出世を遂げ、存在も発言力もまして行き、介護業界の活性化の為の手腕が期待されて行ったのです。

しかしこのころから厚労省は、折口氏とコムスンの勢いに脅威を感じ取っていたわけです。

当時のコムスンのテレビの宣伝効果は凄かったですよね。

そうだよね、とにかくやることが派手なので莫大な宣伝費をかけていたよね、ところが、ふたを開けてみたら、介護ビジネスの現実は甘くなかったわけだ。
彼としては、崇高な理念のもとに参入した事業ではあるが、如何せん、介護業界の経営の難しさは並ではなく、ビジネスとして採算が取れるものではなかったからです。

多くの経営者が期待したのは、介護保険制度の導入です。これによって最低限の保証のレールが築かれることで、負のリスクが回避されたように錯覚を起こしてしまった。結局、コムスンだけでなく、多くの参入企業は介護事業そのものを甘く判断してしまったのです。

国は金を出すからには、監視と制約は厳しくチェックするのは当然だし、コムスンの場合は派手過ぎ、目立ち過ぎた故に、国だけでなくマスコミからは常に監視の対象となるのでした。

ましてや、いきなり、2万以上の介護員を抱えたら、介護職員の教育も疎かとなり、サービス自体も歪を生むことは致し方ない。

そうした焦りがもとで、不正請求や架空の介護士の指定申告に繋がって行ったわけです。

しかし、コムスンの事業自体のすべてがブラックな体質とも言えず、採算が取れない過疎地での出店などで、多くの支持も集めていたことも事実なのです。

また、不正に関しては、介護という特殊な業種での出来事ということもあり、世間からは擁護する風習すらあったのです。

しかし、冷酷なマスコミはこうした声を一切黙殺して折口バッシングだけに徹底するのでした。

何より、コムスンだけでなく、同業他社も同じような不正が行われており、それだけ、この業界がいかに苦しい環境にあったことが伺い知れます。

しかし、マスコミの攻撃は容赦なく凄まじかった。「介護をゼニ儲けの道具として税金を掠め取った稀代のワル」と断罪され、文字通り息の根を止める勢いで叩き続けたのです。そこには物事を冷静に見る視点はどこにもないのです。

マスコミは、新聞もテレビもワイドショーでもコムスンの不正を一斉に叩き、コムスンを潰すこと、いや、折口氏を叩き潰すことに躍起となった。

彼のやることは目立つので、常にひがみの対象となり、監視され、スケープゴートにされたのです。

そうか、相変わらずマスコミはいつものパターンなのですね。

税金を掠め取ったとなれば、国民をマインドコントロールすることは簡単だ。
同業他社も彼のことは目の上のタンコブ、消えて無くなればこんな喜ばしい話はない。
こうして、彼を擁護する話はことごとく打ち消され、完全孤立状態となり、介護業界だけでなく経済界からも退場処分が下ったというわけです。

本来は、モラルが低下した業界全体の体質を叩くべきですが、やることが派手なコムスンイコール折口を叩いた方が視聴率も取れるしインパクトがあるとされ、標的にされたのです。

マスコミは、国と介護業者とのせめぎあいの中で、コムスンの利益優先主義こそが業界の劣化を招いているということを訴え続けたのでした。

しかし、コムスンがあろうと無かろうが、介護業界は未だ劣悪な環境にあり、その体質は一向に改善されていないのです。

まとめ
折口氏という、業界人として唯一ものを言える立場の人間が消えたことで、介護業界は厚労省の独断となった。こうして、介護企業が儲かりだしたら規制を改正して法で縛るのが当たり前という偏屈な体質となっていったのです。

折口率いるコムスンだけがマスコミの標的とされたが、実は、業界大手3社のコムスン、ニチイ、ジャパンケアサービスともに不正請求を行っていたのです。

しかもニチイは、コムスンとあまり変わりがないくらいことをやっているのです。

折口氏は、国とマスコミによる抹殺計画によって消えていったということです。

彼の場合は、やることなすことがマスコミの標的とされ、実にツキの無い人物であるとも感じるのです。

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