別荘地は田舎暮らしの穴場⁉1

ど田舎・本格田舎暮らし

海ヒト人:別荘用地は確かには穴場だが、定住型の住居として想定されたものではないので難点も多い

別荘地は田舎暮らしの穴場⁉1
確かに物件価格が安くなった今は、別荘地は穴場なのかも知れない。なにより、別荘地は綺麗に整備されているのでリッチ感も味わえるし、土着人間との煩わしい拘りもない。しかし、定住を想定して作られていない別荘地で暮らすとなると、想定外のリスクも伴うのでした。……。

 

コロナによるテレワークの普及によって、都会人でも気軽に住めそうな地として別荘用地に注目度が集まっているという記事をいくつか目にしました。

それって本当なの?

今回は、田舎暮らしの視点で別荘用地を簡単判りやすく2回にわたって検証してみます。


別荘地の利点は、そもそも富裕層向けに提供された地なので、田舎田舎していなくリッチ感があること、しかも、分譲地全体が自然と調和させた造りとなっているので見映えもいいのです。

まあ何といっても今では、かつての10分の1の価格で購入できる物件もあり、普通のサラリーマンでも手の届く範囲にあるので、手頃と言えばその通りです。

都会では一千万ではとてもじゃないが家は買えないが、田舎や別荘地ではこの値段で立派な家が購入できてしまうのです。

こうした背景もあり、別荘を終の棲家とするリタイア組を中心に密かなブームが展開されたのでした。

しかも、別荘地の場合は、田舎の土着の空間に踏み込まないので、人との接点もなく、自由気ままに生活ができること、ここだけ聞けば別荘地は最強の田舎暮らし?かも知れません。

 

ところが完全移住ともなると話が違ってくる、別荘の場合、生活の場として常時住むことを想定したものではないので、様々な弊害がつきまとうわけです。

何といっても、別荘地の場合は避暑地であり保養地として特別に開発された地域なので、近くに何もないのです。

買い物は特に不便、車で1時間は走らないとスーパーはないし、当然コンビニはないので、チョット入用な物も購入できないのです。

ということは、食料品や生活必需品は常にまとめ買いをしておかなくてはならない、都会の感覚からすると非日常的で不便そのものとなります。


昔は別荘地周辺に運行していたバスも、今や利用者の減少に伴い軒並み廃止されています。

早い話、別荘用地に住むには車がないと生活は出来ないということです。


そうなると病院などの医療施設もないので、お年寄りが定住するのには不向きなのです。

よく、別荘地の場合は、お年寄りが住むのに適していると思われがちですが、それは間違いです。

 

 

業者がお年寄りの静養地として別荘地を勧めるのは、都会の暑さを凌ぐ避暑地としての話しであって、あくまで夏に限定した話なのです。

なので、冬場は静養地としては真逆の話しとなるのです。

とにかく、別荘地周辺には公共サービスは整っていないし、デイサービスも無いのです。


更には、学校もないし、公共施設などもないのでファミリー層にもそぐわない。

よく聞く、子供を自然な環境で育てたいという親心。

それは小学校低学年までの話し、学校に通うだけでも苦痛となる。バスの路線があったとしても一本逃したらアウトの世界、最悪二時間待ちは覚悟しなくてはならないのです。

 

別荘地を住まいとしている人は、全体区画の1割程度なのです。

なんでこんなにスカスカなのか、それは何度も言うように住居ではなく、セカンドハウスなので当然のこと。

そもそも、お金持ちは飽きが早いのです。

最初はステータスと思った別荘オーナーですが、買ってみたら、食事も自分たちで作らなければならないし、放っておけば雑草だらけとなるし、何でも管理しなければならないという面倒ばかりで、結局、嫌気が指し使用頻度が無くなって行き、しまいには放置状態というケースが多いのです。


こうして見ても判る通り、別荘地は見映えはいいが、満杯状態を無視した作りなので、インフラ整備が脆弱そのものなのです。

そうなると、必然的に電気、ガス、水道などの脆弱さが増してくるので、停電や水が出ないなどのトラブルが頻繁に発生するのです。

しかも、地域によっては、別荘地の住民に対して3倍以上の水道料金を徴収する自治体も現れたのです。

 

う~んなるほど、干渉を受けないところはいいけど、結局、不便を解消できる術があまりないのかもね。

田舎は緊急な医療体制が整っている病院は少ないし、病院まで遠ければ救急車も直ぐにはこない、持病もちの年寄りには向かないということさ。

 

この先は、明日に……。

 

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