日本の「ポツンと一軒家」は天国⁈

ど田舎・本格田舎暮らし

海ヒト人:ゴースト人家をユートピアに変身させる上手な演出を施す朝日

日本の「ポツンと一軒家」は天国⁈
「ポツンと一軒家」は奥深い山奥の謎の一軒家を訪ねるという今までにない斬新な企画、しかもこれで判ったのは、日本は奥深い田舎にいくほど親切で明るい人ばかりという理想郷であったということ、これを見たら窮屈な都会に住んでいることがバカバカしくなってくるようです⁈⁈……。

 

テレビに惑わされてはダメ、人生の楽園同様、やたらに田舎のご機嫌取りを行っているのが「ポツンと一軒家」という娯楽番組です。

この番組は、所ジョージが司会で林修がパネリストという嫌味の無い二人が番組進行役なので安心感があるのです。

奥深い山奥の謎の一軒家を訪ねるという今までにない斬新なアイデアの試みだったので、最初の頃は興味津々で視聴していたのです。


確かに最初のうちは物珍しさもあり興味をそそる話なので斬新感もあったのですが、途中から、話の展開が住む人の自画の苦労話というステレオタイプとなったことで、興味は一気にトーンダウンし冷めに転じてしまったのです。

 

 

そもそも、こんな人里離れた僻地の訳ありのところに住めば苦労は当然なことは誰しも察しがつくのです。

ならば少しくらいは本音の部分を見せてもいいものだが、情話仕立てのバラエティーということで、ノスタルジックな人間模様に演出されているのです。

なので、出る人出る人全員が善人という設定、とにかく、この番組スタッフによって、日本は田舎に行くほど日本人は善人だらけということを教えてくれているのでした。


さらに驚くことは「ポツンと一軒家」の主人公へのアプローチを支える周辺人物全員も良い人で、しかも異常なくらいにおしゃべりばかりで番組に協力的なわけです。

田舎の人はこんなに親切で明るい人ばかりなのか、都会ではこんな濃密な人間関係はあり得ないことです。

この番組によって、都会人と違い、田舎の人はスレていなく聡明で清らかな心を持ち、あたたかさに包まれた人たちとであることが判った?のです。

 

いやー、人生の楽園もそうですが、私が知る田舎とは大違いなので、見ていて言葉を失うのです。

さすが朝日さん、新聞だけでなくテレビも創作力に長けています。

 

私が知るど田舎の場合は、どの集落も過疎化が進み公共サービスも縮小され限界集落と化して社会問題化しているのに、ここに出てくる人たちのノー天気ぶりは一体ナニ?と感じてしまうのです。

実は、限界集落に住む人たちは、生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされている筈なのです。

しかし、ここに出てくる人たちは皆余裕の様子で不平不満の無い善人ばかりが登場するのです。勿論、バラエティー番組なので、その実情を訴える人など皆無です。

余りに実態とはかけ離れた模様が映し出される。

これを見ていると、地方が危機感を訴えたことで、大規模な血税を投入した地方創生事業の数々は、まやかしなのかと思ってしまうのです。

 

実は「ポツンと一軒家」は、本当は怖いところだった

この特殊な企画を組むにあたってはテレビ屋としてそれなりの葛藤があった筈です。

というのも、限界集落や異様に人里離れた人家は、同和がらみ、宗教、アジト等々という田舎の中でも特別な場所、触れてはならない「隔絶の空間」タブーの世界だからです。

それはマスコミであれば一番よく知る話なので、躊躇するのが当たり前のことです。

 


ところがそれを敢えて娯楽で持っていくという冒険的決断、そこにはバラエティーならではのフィクション、リアクションが施されているということです。

だから出てくる人間が善人ばかりなのです。

 

えーっ、そういう、ことか、確かに考えてみれば世の中から隔絶した所にいたら、わけアリなのは当たり前なので、本来はテレビなんかで紹介されたくはないかもね。

 

実はこんなところは日本中いくらでもあるのだけど、踏み入れたらヤバイとこだらけでネタが尽きたということなのだろうな、何といってもこの手の物件は中国人などが買い占めているケースも多いのだよ。

山奥は想像以上に怖いところなんだ。

 

あらあら、そういうこともあるのね、あくまでこれはテレビの世界、私たちが足を踏み込める場所ではないのね。

 

その通り、この企画をアメリカでやったら大変なことになる、とてもじゃないが娯楽に持っていくという発想はない。

と言うのは、アメリカで発生した猟奇的事件の多くは「羊たちの沈黙」を見れば判る通り、こういう場所で行われていたからです。

 


自然の力は想像以上のもの、ひとたび人の手入れが停滞したら、田舎の地は一瞬にして荒れ放題となるのです。

ここに出てくる一軒家は、住まいとして利用していなくとも小綺麗な家ばかりです。

あくまで、娯楽番組なので仕込みやヤラセをとやかく言うつもりはありませんが、度が過ぎていることは確かなようです。


こうした地での暮らしぶりは、一昔前までは狩猟が生活の支えというサバイバルな世界だったのです。

我々都会の人間は、肉屋で加工された肉を購入すればおいしく頂くことが出来るが、彼らは捕らえたイノシシやシカたちを自ら解体しなくてはならないのです。

動物を捕らえて殺すという行為と解体が日常化した世界、都会人はそのプロセスをへし折ることが出来るが、ここで暮らす人達はそうはいかない。

生き抜くためには道徳感もへったくれもない、ただのお人よしじゃやっていけない環境なのです。


間違っても、興味本位で素人が僻地の一軒家などに近付いてはいけない。

 

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