古民家購入の落とし穴

ど田舎・本格田舎暮らし

海ヒト人:田舎暮らし同様、古民家暮らしも甘くはなかった

古民家購入の落とし穴
日本の伝統住宅である古民家に憧れを持つ人は多い、広い空間に囲炉裏があって、心地よい木の香り、そこでくつろげれば最高の癒しが体験できます。しかし、そこに住むとなると話は違ってくるようです。冬は過酷が待っているし、夏はヘビも侵入してくるし、虫との共生は覚悟の世界なのです……。

古民家に憧れを持つ人は多い、広い空間に囲炉裏があって、心地よい木の香り、そこでくつろげれば最高の癒しが体験できます。

ということで、今や古民家は田舎暮らしのアイテムとなったのです。

このブームを呼んだきっかけは、「古民家で日本の伝統生活を送り農業を体験する」という農家と古民家をセットにした若者のステイから始まり、それは、日本の和を求める外国人にも受け、古民家は癒しの定番となって行ったのでした。

 

これをきっかけとして、古民家を購入してリノベーションを施し日本の伝統生活を味わって癒されたいという人が多く現れたのです。

 

いまや、街並み全体が古民家風にデザインされた観光地も現れ、一時期は古民家によってそこそこの賑わいを見せていたのです。

 

この古民家のブームは当面は続いていくのではと思われていたのですが、コロナ過により外国人はおろか、地方を訪れる客が激減したことで、どの地方も戦略の見直しを迫られているのです。

 

確かに、古民家は、一時の旅行として泊まる分には、自然の営みが体験でき、最高な癒し気分が味わえることでしょう、しかし、住むとなると話は別のようで、古民家の現実もそれほど甘いものではないようです。

今回は商売の難しさはさておき、古民家に住むという視点で考えてみます。

 

古民家に住むには覚悟が必要

本来の古民家は、価格が安いだけに、家の痛みが進んでいる物件が多かったり、立て付けなどに問題があったり、床が軋んでいたり、雨漏りなどが頻繁に起こるものなので、住むには、常にメンテナンスの覚悟という悪条件がつきものなのです。

 

古民家の作りは気密性が二の次となっているので、冬の寒さは半端では無く、暖房が途絶えた場合、家の中が冷凍倉庫と化し、狂気ともいえる過酷な生活を余儀なくされるのです。

最初のうちは、薪で火を焚き米や風呂を焚くのは楽しみと感じるでしょうが、冬でそれはかなりきつい話となります。

当然、夏には虫だらけで、虫とは共生しなければならない環境となり、更には、蛇やトカゲの侵入も覚悟の世界なのです。

 

とてもではないが、旅館気分で住める環境ではないのです。

そして、多くの人は水回りの不便さに悲鳴を上げるのです。水が出ない、水が止まらない、水道の凍結、水はけが出来ないなどの水回りのトラブルは、素人では中々解決不可能なことです。

昔ながらの素朴さが受けた古民家ですが、現代の仕様にそぐわない面も多々あるというわけです。

 

これはなにを意味するかというと、周りの支援がないと素人では生活が成り立たないということに尽きるのです。

古民家が多い集落では、連帯感が密なのです。

 

古民家を購入して、民泊やカフェを経営したいという人は多いわよね、住まいとそれを同時にやったらもっと大変ということか。

田舎では、よそ者の発想は支持されないことも念頭に入れておかねばならない。

住むだけでも大変なのに商売なんかやったら……もう判るよね。

 

明日も古民家の話は続きます。

 

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