田舎はお金はかからないというまやかし

ど田舎・本格田舎暮らし

海ヒト人:確かに田舎の人はお金がかからない生活をしている。しかし、移住した人の場合は、それには当て嵌まらないのです

田舎はお金はかからないというまやかし
田舎でお金はかからないというのは、自給自足で成功したごく稀な人の話しです。確かに本格田舎に住むとなれば、周りには飲食店は勿論のことスーパーも何も無いので、お金を消費する場所がないので一見はお金を使わなくても済むように錯覚してしまうわけです。しかし、そこで生活を成り立たせるには、そう単純には済まないのです……。

 

今回は、よく言われる「田舎はお金がかからない」というまやかしに迫ります。

中規模以上の田舎のケース

田舎の人は先人から受けついてきた知恵をもとに生活を営んできたので、不便も克服しお金がかからない生活ができているのです。

しかし、よそから来た人の場合、その「知恵と不便の克服」を補うにはお金が必要となるのでした。

田舎で安いのは土地の値段とそこで採れた野菜くらいで、他は都会より高くつきます。

 

そもそも田舎は何故お金がかからないと言われるのかしら、何でも安いというわけでもないようだし、おすそ分けで暮らすからかな。

その一番は、さっき出て来た知恵なのだよ、田舎の人は家が傷もうが水道が破裂しようが何でも自分で直してしまうんだ。

要は器用ってこと、器用じゃないと田舎の生活はキツイということさ。

 

とにかく田舎は都会と違って下水道整備が行き届いていないので、個人で浄化槽を整えないとならない。

田舎の人達は、当然その浄化槽を補修する知恵もあるし、くみ取りなんかも自分たちでやることも多いのです。

都会人の場合は、これらはすべて業者任せとなるので、その負担は大きいのです。

 

なるほど、知恵と器用か、山奥で暮らすにはその器量がないとダメということね、田舎の人って凄いんだね。

ま、そういうこと、後は田舎には商店などないので、お金を使う場所もないという単純思考から発しているものだよ。

ところが、新参者の場合の田舎暮らしは、取り敢えずの落ち着いた生活の確保だけでも、結構な出費がかさむのだ。

 

田舎への移住の大半は、空き家の提供なのです。

いったん空き家となった田舎の家は、荒れ放題で放置されて来たので、リフォームが不可欠なわけです。

いくら土地代が安いと言っても、この負担は結構響きます。

 

ましてや古民家ともなったら、リフォームだけでなく維持管理にも結構な出費を伴うのです。

しかも、田舎の場合は業者が限られるので、見積もりを出させて業者を選定するなどが出来ない、結局、業者の言い値となってしまい高くついてしまうわけです。

 

田舎は車が不可欠
そして、今や田舎の常識となった車社会、田舎はどんどん過疎化が進み、公共交通機関は軒並み縮小や廃止となってしまった地域が多いのです。

 

なので、田舎での移動は車が無くては成り立ちません、ほんのちょっとの移動でも車が必要なのです。

 

都会のように駐車場代はかかりませんが、地方都市への買い出しなどに頻繁に使うことでガソリン代がバカにならないし、ガソリンの値段も割高なのです。

 

田舎は公共料金も高い
過疎化が進めば税収が減るので公共サービスにも響いてくるわけで公共料金も値上がりするのです。

 

 

特に高くなるのが水道代やガス代、田舎ほど水道料金は高いし、ガスはプロパンが主体なので割高になるのです。

特に田舎の冬は長く過酷そのものなので光熱費はバカにならないのです。

ということで、田舎は普通に生活していても結構な出費を伴うのです。

 

田舎にはデフレの恩恵もない
今はデフレの時代なので、都会の場合だと、チェーン店などに行けば、立派なかつ丼や天丼などがワンコインで食べられたり驚くような低下価格の商品や食料が提供されているのです。

しかし、ど田舎ともなると、こうしたサービスは一切ないので、田舎ではデフレの恩恵にもあずかれないのです。

これが田舎のお金の実態です。

まあ、場所にもよりけりなのですべてに当て嵌まる話ではないのですが、大概はこんな感じという話です。

しかし、同じ田舎でも「ハーフビレッジ」(便利な半田舎)の場合は、地方都市の物価の安さの恩恵にもあずかれるし、機能的な生活も出来てしまうので、本格田舎とは雲泥の差なのでした。

いずれにせよ、中規模以上の田舎での暮らしは、目に見えない出費が伴うことは覚悟しておかねばならないということに尽きるようです。

 

田舎は、働く場所も無ければ、あっても信じられないような低賃金、まともな報酬も得られなければ、生活するのにも窮屈になるのは当然のこと、だから人口減少に歯止めが効かないのです。

冷静に考えれば判ること、そこに移住するとは、知恵のある先人たちの上を行く更なる知恵が必要と言うことなのです。

明日も田舎暮らしの話しは続きます。

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