敵国キューバに何でアメリカの軍事基地があるのか、その不思議に迫る

アメリカの不思議と疑問

令和のサムライ通信:グアンタナモ基地の謎の巻

昨日は、共産神話の偶像であるキューバ革命を成功させたゲバラを取り上げて見ました。
今回は、ついでにキューバの、なんで?と思われるグアンタナモ基地について迫ってみます。

「アメリカとキューバがあれだけ敵対しているのに何でキューバの中にアメリカの軍事基地があるの??」誰もが疑問に思うこの話。
そして、グアンタナモは人権問題が指摘され、とっくに閉鎖されていると思いきや、今も健在のままなのです。

今回はこの疑問を簡単判りやすく解説してみます。

グアンタナモでのイスラム過激派への厳しい尋問の実態が白眉に晒されたことで、メディアや人権団体が、世界中に向けて、アメリカを袋叩きしたことを記憶している方は多いでしょう。

そうした中で、カッコつけのオバマは、グアンタナモの即時閉鎖を公約するのです。

これを受けて、グアンタナモは、とっくに閉鎖されているものと思った方が殆どだと思います。勿論、日本のマスコミも例の如く大騒ぎでアメリカを批判し続けました。

ところが、そう簡単には行かなかった、グアンタナモは未だ健在なのです。

アメリカとキューバは断絶しているのに、何でキューバにアメリカの基地があるのと、不思議に思っていました。多分、グアンタナモというところは、キューバ近くの島なんじゃないかとか、想像していました。

そうだよね、とろがグアンタナモはキューバ本土の湾の一角にあるのだよ、基地の広さは東京の文京区と同じくらいの広さなので、かなり大きい、しかも、カリブ海の海峡に向かって開けている湾なので最高な場所なのだよ。

 

へ―、何でそんなにいい場所に、アメリカは基地を持てるのか、ますます不思議でなりません。

それは、今から約120年前にキューバを支配していたスペインとアメリカが戦争になって、アメリカが勝利したことで、スペインをキューバから追い出したのです。
その後、キューバが独立して、アメリカとの間でグアンタナモを租借地とすることで合意したというわけです。

こうした経緯があるので、今でもグアンタナモ基地が存在するということです。

 

だけど、カストロさんはアメリカが大嫌いな方ですよね、よく昔の合意を認めましたね。

いやいや、あのしたたかなカストロがこんなもん認める訳ないでしょ、当然、カストロはアメリカに出て行けと強烈な脅しを掛けますが、アメリカもカリブ海の要であるグアンタナモを今更手放すわけにはいかないので、軍をおいて頑なに拒否したのです。

 

それで戦争にはならなかったのですか。

勿論、カストロは基地への水を停止させたりの兵糧攻めを行うなど、アメリカを追い出そうと躍起でした。しかし、さすがのカストロも、アメリカ相手では分が悪いし、租借権という法律上もアメリカの主張が通ってしまうことで、渋々、黙認するしかなかったのです。
ところが、キューバ内では、アメリカに亡命しようという動きが活発化していて、基地に潜入しようと試みる人も多かったのです。
カストロは、それを阻止する為に、周りを多くの軍で固め、隙間なく地雷を埋めて侵入不可能としたのでした。

 

租借地ってそんなに強いのですか。

まあ、主張できる正攻法の法律だけど、アメリカじゃなかったらこうはいかないよね。
因みに、租借地というと香港やマカオが有名だよね、後は、チンタオビールが有名な中国の青島はドイツの租借地でもあった。香港やマカオは租借期限が99年とされていたので中国に返還されたけど、グアンタナモには、租借期限が設定されていなかったのでアメリカが放棄しない限りはそのままなのです。

 

ということは、ここだけはアメリカの土地と言うことになるのですか。

いや、厳密には、キューバの土地だが、支配権はアメリカにあるということです。
アメリカは租借料年4085ドルを毎年払っていますが、キューバはふざけるなと受け取りを拒否しているようです。

 

グアンタナモが重要な基地であることは判りましたが、そもそも何でこんなに大騒ぎになったのですか。

まあ、これはアメリカも悪いが、反米主義者や人権屋の罠に嵌まったのです。
アメリカはテロ撲滅の為に、手強いイスラム過激派を何とか駆逐して行かねばならないと、司法手続きを踏まずに治外法権が及ばないグアンタナモにテロ首謀者達を収容したのです。
そうなると、捕虜虐待を定めたジュネーブ協定にも違反する恐れがあります。
結局、これが発覚して、民主主義の原則を逸脱した行為として人権屋から狙い撃ちにされてしまったというわけです。

 

そうか、それでグアンタナモ基地は悪の代名詞のように言われたのですね、当時のオバマさんは、即刻閉鎖するようなことを言っていたので、もうなくなっているのかなと思っていました。

オバマ時代に公約したグアンタナモの閉鎖は、アメリカ国民の根強い抵抗によって議会でも妨げたのです。
国連の人権団体やメディアの報道では、グアンタナモでの人権侵害ばかりに焦点があげられ、肝心の代替に対して目が向けられなかったからです。
アメリカ人は、何故、グアンタナモの閉鎖に懐疑的なのか、それはアメリカ国民からすると、9・11の脅威から始まる見えない敵へのトラウマがあるからです。

何故、アメリカだけが叩かれるのかの矛盾
アメリカ国民は、犯罪者を収容する施設はどの国にもあるのに何故、アメリカだけが叩かれて寛容になる必要があるのかと、グアンタナモを人権侵害の象徴に仕立てようとする風習に違和感を持ち出したのです。

こうして人権を持ち出してグアンタナモの存在を否定するのはナンセンスだという意見が続出したことで、今に至ってもグアンタナモは健在のままなのです。

日本のマスコミは、人権屋の話は大きく伝えるが、こうしたアメリカ国民の葛藤を黙殺するので、日本国民には事実が見えてこないのです。

相手は常識では測れない手強い存在
そもそもイスラム過激派のテロ首謀者達は、イスラム原理宗教の概念に支えられた死を恐れぬジハード精神を持った手強い相手なのです。グアンタナモは、この特別な相手に対して特殊な尋問を行う隔離された施設なのです。

そんな強烈な相手に対して、通常に言う人権に配慮しながらの取り調べなど、常識で考えても通用する筈もないのです。グアンタナモが閉鎖されれば、別な場所にグアンタナモと同様の施設が作られるだけなのです。

テロを未然に防ぐ為にはこうした施設は必要ということですね。

大体、こんなことはテロの標的にされた国なら当たり前にやっていることだ、人権を盾に過剰に騒ぎ立てたら抑止も何も出来なくなってしまう。
グアンタナモでの過酷な尋問というが、それはメディアと人権屋によってかなり脚色されている。実際に肉体的には水責めや、睡眠妨害などが主で、どちらかというと精神的な屈辱を与え心理的に追い込む手法が多いのです。

 

しかし、なんでいつもアメリカだけが叩かれ騒がれるのでしょうか。

結局、この問題もメディアと人権屋によってフェイクの尾ヒレがついてしまったということです。
フェイクメディアは、グアンタナモに収監されている収容者は確たる証拠もないのに濡れ衣を着せて連れてきた人達であるなどと報道したことで、冤罪収容所の疑いがもたれ世界中の非難を浴びることとなったのです。

しかしグアンタナモに収容された人物は、それ相当な疑いを持たれた人物達なのです。
メディアが指摘するヤタラメッタに、現地から引っ張り出してきた人物達ではないのです。
彼らは簡単には自白などしないのです。

まとめ
ということで、今回は、敵対するキューバに存在する謎の収容所グアンタナモ基地に焦点をあて、何故、未だに存在するのか、何故、敵国キューバに基地があるのかを簡単、判りやすく説明してみました。

トランプ政権はグアンタナモを積極活用する方針を打ち出してきましたが、今度はアルツハイマーのバイデンによって、オバマ路線が復活し、グアンタナモの閉鎖論が浮上しアメリカを二分する議論に発展するかも知れません。。

ひょっとしたら、再びグアンタナモが脚光を浴びるかも、ボケが入ったバイデンの代改案のお手並みを是非とも拝見したいものです。

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